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2020年5月の記事一覧
双子座新月のサビアンシンボル
昨日2:39の双子座新月図から、新月のサビアンシンボルについて述べたいと思う。また新月図全体を眺めて感じた事も最後に触れておきたい。
双子座2度の新月は2ハウス、また同じ双子座の水星・金星は20度で正確なコンジャンクションを組み、3ハウスのカスプとも重なっている。アセンダントは牡羊座23度で、双子座水星・金星と調和の位置にしている。新月図全体を支配するのが魚座の火星、またミーンノードも双子座
占星術における月のはなし(6) 月の並列化現象
占星術を学び始めて丸10年になる。一番最初に自分のネイタルチャートの計算をし、手書きで図を作成した時のことは今もよく覚えている。太陽星座が牡羊座というのは高校生の頃から知っていたが、ほかの天体がどの星座にあるかなんて勉強を始めるまで全く知らなかった。完成した誕生図を見ると月が天秤座で8ハウス。その時の教科書と図を交互に見ながらネイタル月が何を意味しているかを知った時、なぜすぐ人目を気にしたり人に
もっとみる占星術における月のはなし(5) 月と母親像・女性イメージについて
以前に述べた月の生育歴との関連について、母親像という視点から今回は書いてみたい。月は女性あるいは女性性の原理を表すという解釈との関連も含めての話である。
月は母親、妻、女性と多面的に解釈されることも多い。個人の誕生図における月を母親そのもの、あるいは母親の生まれた当時の状況を示すと捉えることもできるが、その中には子供の目から見た母親像、あるいは子供のころに深く関わった養育者から取り込ま