後アトランティス第五文化期とは?

ルドルフ・シュタイナーは地球の発展史を霊視し、その観察結果から特有の区分をしている。

■文化期

後アトランティス第五文化期というのだから、第一文化期等々もあったはずである。それらを紹介すると次のようになる。

・後アトランティス第一文化期:古インド文化期
・後アトランティス第ニ文化期:原ペルシャ文化期
・後アトランティス第三文化期:エジプト・カルデア文化期
・後アトランティス第四文化期:ギリシャ・ラテン文化期
・後アトランティス第五文化期:現在
・後アトランティス第六文化期:ロシア文化期
・後アトランティス第七文化期:アメリカ文化期

これらは理論上はそれぞれ2160年ずつ続き、各文化期毎に人類の課題が異なっている。これについては後に触れる。

■文化期より大きな時代区分

さて、「後アトランティス期」というのだから「アトランティス期」もあった。さらにその長さに相当する時代区分も存在し、以下の名前が付けられている。

●ポラール期
●ヒュペルボレイオス期
●レムリア期
●アトランティス期
●後アトランティス期
●第六期
●第七期

このポラール期から第七期までの7つの期間全体が現在の地球と関連し、「地球紀」と呼ばれる(本来「期」でよいだろうが、区別のために「紀」にする場合もある)。

■地球以前の地球天体

この地球は、以前に何回かの霊的存在期と物質的存在期を経験している。それらの経緯を遡ってまとめると次のようになる。

物質的存在:地球
  霊的存在(物質的には見えない)
物質的存在:月と呼ばれる前地球(現在の月ではない)
  霊的存在(物質的には見えない)
物質的存在:太陽と呼ばれる前々地球(現在の太陽ではない)
  霊的存在(物質的には見えない)
物質的存在:土星と呼ばれる前前々地球(現在の土星ではない)

■地球以後の地球天体

地球紀の後も地球は一旦霊化し、次の物質的存在として再び現れる。

物質的存在:地球
  霊的存在(物質的には見えない)
物質的存在:木星と呼ばれる後地球(現在の木星ではない)
  霊的存在(物質的には見えない)
物質的存在:金星と呼ばれる後々地球(現在の金星ではない)
  霊的存在(物質的には見えない)
物質的存在:ヴルカーンと呼ばれる後後々地球

■地球進化の一覧(現在までで未来は含まない)

画像1

■各文化期の特徴

大雑把に言って、文化期が進むにつれて人間の意識が霊界から離れ、物質界につながっていった。そのピークが第四文化期であるギリシア・ラテン文化期であった。そして、第五文化期になって、密な物質体験を活かしつつ再び霊界に目覚めていく時代に入ったと言える。

それを模式化すると以下の図に集約できる。

画像2

■文化期の長さと天体現象

各文化期の長さは、理論上は2160年になり、第五文化期は1413年に始まったことになる。もちろん、こうした境界は曖昧で明確な線引きはできない。

この2160年とは、地球の歳差運動(Wikiへ)により生じる春分点の移動と関連している。春分点が黄道十二宮のある星座から別の星座に移動するのにかかる年数である。(正確に言うと、各星座の大きさが異なるので、ある星座の中心から次の星座の中心まで移動するまでを一つの単位としている)。

そして、各星座と文化期の関係は次のようになる。

・古インド文化期 ーーーーーー 蟹座
・原ペルシャ文化期 ーーーーー 双子座
・エジプト・カルデア文化期 ー 牡牛座
・ギリシャ・ラテン文化期 ーー 牡羊座
・第五文化期 ーーーーーーーー 魚座

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