見出し画像

闘病生活365|日々生きている

これといって成長のない日

最近は久しぶりに購入した観葉植物のパキラの成長を楽しみにしている毎日です。
私の吐いた二酸化炭素を吸って成長していると思うと愛おしい。

世間では推し活やカフェ巡りや新しい料理の挑戦など、昨日と変わらぬ、でも少し進歩した今日を日々生きている人間が五万といる。私は朝起きて、コーヒーを淹れて、散歩して、たまに病気で動けなくなって、それでもお風呂に入って、明日を待つ。そんな療養生活をしています。目にみえる進歩がなくて生きてることに呆れる。

でも、先日診察に行ったら、毎日昨日挑戦しなかった新しい料理に挑戦してみること、ちくちくと縫う刺子を今日は進めるということ、そういうことが生きるってことじゃないかなと先生に言われて目から鱗。

何か目的を持って、それを達成して、生きがいを感じる。もしくは、人の役に立つことを毎日続ける。そういうことが生きることなんじゃないかと思っていた私。ここ数年、 病気によってそれがうまくできなくて、ただ過ぎていく毎日を布団に横になって待つみたいな一日の繰り返しをしていたから、苦しかった。

そんな生活を2年経て、やっとB型作業所に行く準備をしています。
未来は明るいか?
母親に作業所に行く話をすると、「就労に一歩近づいたね」という言葉じゃなくて、「体は健康だけど、心は不安定。食欲と性欲だけある人のところに行くんだから気をつけてね。」という。
ある意味とても現実的な社会を教えてくれているんだけど、夢がないなぁと思うこの頃。圧倒的リカバリ(自分の中の希望みたいなもの)がほろほろと崩れていってしまっています。

36という年齢も加味しているのかも。

そんな私の希望


そんな私の希望。まだあります。それは共同体に属すること。
今精神科Youtuberのオンライン自助会や働く双極性障害のコミュニティがあるとのこと。訪問看護や診察以外で自分の悩みを共有できる場所の模索が今始まっています。

ここで訪問看護の方に言われた劇的一言紹介しときますね。
「人は一人で生きていけない。だから支えはたくさん用意しておいた方がいい。」

そんな言葉を胸に。8月は新たな場所や人物やたくさんの出会いを自分の人生に取り入れるぞ。

kokoro

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?