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世界統合失調症デー 一人ひとりの声、私たちの原点

「5月24日はハッシュタグ世界統合失調症デーでSNS投稿を」の動きが始まって6年目の今年も、昨年に続き X(Twitter)トレンドとなりました。

前にも書きましたが、日本でほとんど知る人のなかった世界統合失調症デー をここまで広めたのは、統合失調症をもつ当事者や家族をはじめとする一人ひとりの投稿です。
単に数が増えたという話ではなく、それぞれの思いの深さ、強さがほんの少しずつでも世の中を質的に変えているように、私には思えるのです。

日本の世界統合失調症デー は、大勢の個人の思いと声で できています。
一方、他疾患の大規模な啓発デーは一般的に各種の団体が運営します。
世界統合失調症デーも海外ではそんな国もあります。
団体には社会的な地位と力があり、その良さはあります。

しかし、個人=一人ひとりの声=にはそれとは異なる力があります。
個人だからこそできる発信。
苦しい経験に基づく、深くて強い思い。
教科書的な啓発だけでは決して伝わらないこと。

それがたくさん集まって人の心に深いインパクトを与えることを、私たちはこれまでの世界統合失調症デーで繰り返し見てきました。

それが私たちの世界統合失調症デーの原点だと、私は思っています。


・・・昨年の同時期にも同じことを書きましたが、今年もその思いを強くしたのでもう一度書きました・・・


世界統合失調症デーの詳細は統合失調症カフェのウエブサイトに↓


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