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スイス紀行 1.

Corviglia

先週スイス南東部エンガディン地方に数日間滞在しました。滞在期間中はいつもより1時間以上早起きし、天気の良い日は朝から午後まで14km、15kmと山道を歩きました。東京で15km歩くなんてちょっと想像できないのですが、スイスの山を歩いている分には時間さえ許せばいくらでも歩き続けられそうな気分になります。
この先、その時歩きながら撮影した写真をエリアごとにまとめて、何回かに分けて投稿していきたいと思います。

今日投稿した写真は、St.Moritz Badからケーブルカーで登ったCorvigliaとその近辺で撮影しました。ここからSt.Moritz Dorfまでの2.8kmを歩いて下りました。ほぼ毎日ノルディックウォーキングで約4km歩いているので、「え、2.8km?大したことないね」と大見得を切って歩き始めたのですが、最後に延々と続く階段で膝がガクガクし始めたのには参りました。この日はSt.Moritz Dorfからセガンティーニ美術館を経て、湖の反対側にあるSt. Moritz Badまで行き、その後ケーブルカーでCorvigliaに上りSt.Motitzまで、合計約14km歩きました。

写真を撮影したカメラはRolleiflexという二眼レフです。約60年前にドイツで製造された工芸品のように美しいカメラですが、ご覧のとおり未だにバリバリの現役です。カメラの重さは1.2kgあり、いつもは「重い、重い」と思いながら持ち歩いているのですが、14kmも歩いたこの日はこのカメラを重いと感じたことは不思議と一度もありませんでした。きっと美しい風景に酩酊していたのだと思います。

追記

面倒くさがりの私は、撮影済みのフィルムに撮影日付や撮影場所をメモしたりしません。自宅で現像する時は無作為に掴んだフィルムから現像していきます。したがって、今後Colvigliaの写真が出てきた場合は随時ここに追加していく予定なので、気が向いたら再びこの投稿をのぞいてみてください。今後投稿する予定のSt.MoritzやGuarda、Tarasp、Ospizio Berninaなども一度投稿した後、随時写真を追加していく予定です。