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公的化された医学部OSCEを受けた感想


OSCEとは?

OSCEはObjective Structured Clinical Examinationの略であり、簡単に言うと医学部生が臨床実習を行うのに必要な臨床手技(診察や医療面接など)が備わっていることを証明するための試験です。

"OSCEとは診療参加型臨床実習を行う学生が、臨床実習で医行 為を許容できる能力を有することを社会に保証する"ものである

厚生労働省医道審議会医師分科会医学生共用試験部会 –CATOより引用

公的化を受けて変わった点

細かな違いはいくつかありますが一番学生にとって気になることは、これまでは採点者が自分の大学の先生方のみだったのが、公的化後は外部の先生が必ず採点者としてくるようになった点です。これまでは身内だったため若干甘めにするなども可能だったかもしれませんが、外部の先生の存在により厳しくなることが噂されていました。

実際に受けてみて

採点について

OSCEは2日間に渡り行われます。
採点は医療面接、救急、基本的臨床手技、身体診察(胸部や腹部、頭頚部など)の4つがそれぞれ独自に採点されます。
身体診察は全ての平均点が自分の得点となります。
仮に落ちてしまったら、落ちたものだけを再試験で受けることになります。

受けてみた率直な感想

いくつか、自分の中でだいぶやらかした!と思うことがあったのですが、私は無事に合格していました。
公的化になったことで今までよりも厳しくなる、大変になるとの声があり怯えていたのですが、過度に怖がる必要はありません

  • 皆と同じ練習をして皆と同じことが同じようにできるようにする

  • 患者さんに配慮をしていることを示す(過剰なぐらいに)

  • 仮にやらかしても、挽回可能なので、焦らずにミスに気づいたらそこからやり直す

まとめ

OSCEは公的化されましたが、昨年までと大して変わらないので怖がる必要はありません。普通にやっていれば普通に受かります!! 
内容がとても薄い記事になってしましましたが、伝えたかったことは、
公的化されたけど怖がらなくて大丈夫の一言なので悪しからず…



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