Schattered自主企画「Down to Scenes」バンド紹介第3回: リュベンス
こんにちは。
Schattered ベース・ボーカル じゅんやです。
2/25の自主企画「Down to Scenes」バンド紹介も今回で折り返し。
前回の記事はこちら
今回紹介するのはリュベンスです。
リュベンスは、東京都を拠点に活動する4人組ロックバンド。
2022年結成と新進気鋭ながらも、MV再生は8000回を突破し海外からのコメントも多く、話題性の高いバンドです。
リュベンス − 他幸感(Music Video)
独特の浮遊感や翳りをベースとした世界観に、聴きやすさ・ポップさも同時に兼ね備えたような楽曲と歌、歌詞が特徴です。
ポップなだけでなく残響系・オルタナを彷彿させるリフが強く前に出てくる曲もあり、結成して間もないバンドではありますが(だからこそ、なのかもしれませんが)多彩な引き出しがあると感嘆させられています。
筆者は「なにもわからない」が特に好きです。
確かこの曲が最初のシングルカットでのリリースだったと思うのですが、一時期ずっとリピートして聴いていました。
リフやドラムフレーズにcinema staffあたりの影響を感じて、最近出している曲とはまた違う尖りがあってかっこいいですね。
リュベンス - なにもわからない
現在も色んなバリエーションの曲がある印象ですが、ここからさらに色々な表情が見えてくるのではないかと思われます。
今回リュベンスを呼んだ経緯は色々あるのですが、実は彼らが大学の後輩にあたるため存在を知っていたというのがきっかけの一つでもあります。
(それもあってか、彼らのことは最初のリリースがあるかないかの頃からInstagramをフォローしていたと思います。正直自分でも何故か覚えていないのですが…)
筆者は学生時代に彼らと同じサークルで所属・活動していたことがあったのですが、代がかなり離れていることもあり、ちゃんと交流したことは恐らくありませんでした。
ただ、筆者自身同じ大学・同じサークル出身のバンドは時々チェックしており、その中でもリュベンスは特に、そういった経緯関係なく純粋に、いちリスナーとしてかっこいいと思わされたバンドでした。
先に挙げた「なにもわからない」をリピートしているうち、「いつか対バンできたら面白いのではないか」、と。
そして、「(筆者が)何年もお世話になっている吉祥寺WARPで彼らを観てみたい」とも思わされたのが、彼らを呼んだもう一つの大きなきっかけです。
あれはもう半年以上前でしょうか、去年の6月末に彼らのライブに遊びに行って、そこで彼らと初めてご挨拶させていただきました。
妖艶でポップな世界観はライブでも健在で、先に感じた思いもこの日確信に変わったのです。
ただ、そこからは少し悩みました。
比較的ポップな音楽シーンで活動していることが多く、そういったバンドを他のジャンルと合わせるようなイベントは難しいのではないか、と。
そこで、他に候補としていたバンドとも組み合わせを色々と考え、今の6組となりました。
Fall of Tearsのポストロック/オルタナ的要素、MUSHSのギターロック的なキャッチーさ、OTHERSIDEのシューゲイザー的要素など、各バンドにおいて共通項を見つけられる部分があれば(そしてその意図を他の方にも見出していただければ)と思い、このような組み合わせにしてみました。
シーンとしては不思議な組み合わせかもしれませんが、バンド同士素敵な化学反応が生まれるのではないでしょうか。
少なくとも筆者としてはそれを信じたいと思っています。
リュベンスにとって初めての吉祥寺WARP(のはず)。
間違いなく素晴らしい一幕になるでしょう。
ぜひお見逃しなく。
最後に、彼ら最新のMVはこちら。
リュベンス − 浮沈の朝(Music Video)