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魂の道〜じぶんの内が奏でる世界

社会へ出て幾度と居場所を渡ってきたのだけど
どの転換期でも新天地を決めないまま今いる場所を後にしてきたことに
ふと気がついた

後先考えず思いたったら吉日みたいな感じで
決めたらすぐ動きたくなるという
計画的にみたいなものがないから
もっと上手な転換の仕方あったよねとも言われかねない
色々とお困りごとも起こるわけだけど
なんとかなってもきたし
不思議とそこに後悔はないのだけど

むしろ
だからこその導きや気づきがあり
そのすべてが肥やしになっている

好奇心の向く先の世界をみて
あんなことできたらいいな
という気持ちが動機になることもあれば
そういったことも湧かないまま離れることもあった

湧かないままのその時っていうのは
ここにこの先もずっといる気がしなくなったとき
じぶんの中ではもう充分味わったな
そんな感覚を覚えはじめたとき

その味わいかたというのも
朱に交われば赤くなるように
その場所の風土に馴染むように
ある種その場所その場所でカメレオンの様に過ごしてきたようにも思う

その場所の色を纏うことで
一員として欠かせない人として認められたかった
そういう気持ちもあったのだと思う

はじめは楽しい〜ってなりながら染めているけれど
どこかからか染めなきゃと思って染めはじめる
そうやってじわじわと染めていきながらも
染めきれない部分が出てくるのだ

そんなとき最もらしい理由があらわれてくれるもので
そこでハッとする
芯まで染まる前にじぶんを連れだしてくれるのだ

どんなに外の世界にじぶんを染めようとも
本来の姿を生きようとする
外れそうになったら
なにかしらの合図を示してくれる
じぶんのコアなるものが映し出してくれる

こういうのを魂の導きというのだろうか

だとすれば
寄り道したり色んな世界を味わいながら
唯一無二の体験とともに
魂の道を選んできているのだ

すべてはじぶんの中にある

どんな時でも見守ってくれている
どんなじぶんでも受け入れてヨシとしてくれている
支えてくれている
すべての人とじぶんと自然の摂理への感謝とともに
心地よいと感じる美しいと感じる瞬間瞬間を大切に響かせていく

大地を感じて そよぐ風にゆらゆらと 軽やかに

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