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世界の変わり目と私と2020年

冬休みはヨーロッパ4カ国を回り、スウェーデンにはない海と灼熱の太陽と美味しい食べ物を食べてしっかりリフレッシュしてきました!(また旅行の紹介ノートも書きたいです)

ところでテスト期間が迫っている中でなぜ今これを書いているかというと、海外で年を越したせいか節目を例年よりも軽く過ごしてしまい新年のリフレッシュ感というか「よっしゃ2020は〇〇な年にするぞ!」という抱負も自分の中で沸かず、忙しいテスト期間へ突入してなーなーに1年を過ごしてしまいそうなので最近のもやもやしていることを少し記そうかなと。

2019年の今年の人に選ばれた、グレタさん。彼女は私の留学先のスウェーデン出身で、彼女の強い言葉と行動力により多くの大人と我々の世代の人々の心を動かしたのではないでしょうか。(彼女へ心無い批判をする人も含めて)私の生活の変化としては留学がスタートしたことなどもありますが、私自身この1年間で一番変わったと思うのはSNSです。昔のツイッターでは面白動画や自分の見たいものだけの娯楽チャンネルだったのが、良くも悪くも膨大な情報がタイムラインに流れてくるようになり、私の意図と反して目につくのが気分が悪くなるような誹謗中傷と世界のニュースたち。2020年に突入するにあたって2つ大きなニュースを挙げるなら、「米イラン問題」そして「オーストラリアの森林火災」ではないでしょうか。

ニュースを目をするたびに、言葉に表すのが難しい感情が溢れ目を背けたくなります。第三次世界大戦だと煽り混乱している人々、オーストラリアが森林火災になる前から世界中では地球温暖化が原因であろう火災は世界中で起きていたのにもかかわらず危機感を持たなかった大人たち、そして森林火災のSNSの可視化を通じて危機感を強める若者たち。世界の重たい、ネガティブなニュースを見るたびにベットでSNSを見ている自分が嫌になるのです。

多分このどうしようもない大きなパワーに押しつぶされそうになる、モヤモヤを感じたのは私だけではないのでしょうか。しかし一つだけこれまでと変わってきているなと感じるのは、本当に世界の危機が迫っているという実感が地球でやっと浸透してきているのではないかと思います。米イラン問題、10年前では中東は完全悪としてニュースが流れていたのが「ん?なんでこんなにイランの人たちは悲しんでるの?、、ちょっと待って、なんでイランってこんなに悪者扱いされてたんだっけ…?」そんな疑問が世界情勢に興味のなかった人々のなかでも、冷静にニュースを客観視している人が多くなっている気がします。世界市民・地球人その感覚がちっぽけな個人(私)を勇気付けています。

大きく変わる世界の構図とその間でずっと後回し、たらい回しにしてきた環境問題。これらは強く繋がっていてこの世界の危機をどれだけ自分個人としてのセンサーで感じることができるのか。ニュースを受けて感情に流されるだけで終わらないように。大きく変革期を迎えた世界の中で私の今年の目標は、世界のネガティブなパワーに負けず、地道な Academic の力を信じて積み重ねることです。




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