化粧品商品企画のつぶやきpart.11

今年の夏は非常に熱いですね。日本の特徴は何といっても四季。今日は季節感を交えながら化粧品を呟きます。

”美白”のエビデンス・試験について
夏場と言えば、売れるのは美白化粧品。美白効果をどうやって証明するのでしょうか？　夏場って紫外線量が多いから自然と日焼けしますよね。肌が白くなりましたって証明できないですよね。ぶっちゃけ、秋から冬にかけて、自然と肌が白くなる時期に美白試験やってます。夏場で美白試験やってる会社があれば教えて！

化粧品業界に入社したい人に向けて
化粧品業界に入社したいからアドバイスお願いします。って依頼が良く来ます。デジタルやマーケティング、ロジカルシンキング、研究技術と様々なスキルが必要だと思いますが、社員を見てて共通して思ったのは、感性が鋭いってことですね。やはり、化粧品は夢を売る商売、活躍してる人はみんな豊かな感性を持ってます。

毛穴の開きについて
仕事で疲れて帰宅したとき、飲み会からの帰宅後にふと、毛穴の開きが気になることありませんか？　実はみんな勘違いしてるかもしれないです。夜にかけて毛穴が開くと思ってる人いませんか？実は毛穴は朝開きます。夜の間の皮脂分泌で毛穴にたまり、朝には毛穴が開いているって状況です。だからこそ、朝の洗顔とスキンケアは非常に大事。

スキンケアでの香りの可能性
スキンケアは肌の表皮に向けてのアプローチですよね。一方で運動や食事は体の内部から肌を変えていこうって話かなと、ここで、香りはいい意味で中間に位置してると思ってます。体内に香りの受容体があって、サンダルウッドの香りは美肌に効果あるかもって言われたりしてます。もしかすると、香るスキンケアは無香料のスキンケアよりも効果が高いかもしれませんね。

アラサーを超えての悩み
アラサーに近づくと男性はある悩みを抱えます。そう、毛穴です。毛穴の開きが特に気になりますよね。ちょっとお洒落で薄暗い飲食店で食事しているときに、ふと鏡越しに自分の肌を見た時に、「あれ、こんなにボコボコしていたっけ？」と思う人多いんじゃないですか？　至近距離に近づいても毛穴が気にならないかっこいい大人肌を創るのも、ACSCENTの一つのテーマです。

香りって重要ですよね
香りと記憶は密接な関係があります。香りをきっかけに昔の記憶を思い出すこともよくありますよね。香水の香りで元カレ・元カノを思い出す人も多いですよね。香りは日常に彩りを与え、より深みのある体験に変えてくれます。このような情緒的な体験をスキンケアにも展開したいと思い、ACSCENTを立ち上げました。ウッド系の香水愛用者には、マジで使ってほしいです。

近距離戦に自信を
好きな異性と食事に行く際に、顔を近づけて話すのが怖いって人いませんか？その原因って、毛穴の乱れや肌ムラ・ニキビってことも多いですよね。ぶっちゃけ自分もそうです。一番効果があることって保湿かと思ってます。水分と油分のバランスと適切に保つことが、結局は一番大事。そのあたりにこだわってACSCNETを作りました。10分後につい触れたくなる・触れさせてくなる肌仕上がりにもこだわりました。

100円ショップのスキンケアは利益でるのか？
最近100均コスメが話題になりますよね。あれで利益とれるの？って思われる方も多いんじゃないでしょうか？　メイク品は正直分からないですけど、スキンケアに関しては十分利益が取れるビジネスのようです。容器や紙箱を海外から大量調達すれば安く手に入るので、赤字になることはないです。逆に国内調達だと厳しいですね。そうなると中身は何円なんでしょうかね？

原産国表示について
Made in Japan、Made in Korea、原産国表示と呼ばれますが、ここにも裏話があります。消費者の中には、すべてを日本で生産してると勘違いしてる人も多いのではないのでしょうか？　実は、中身を製造した場所が結果として原産国になります。つまり、中身を日本で生産すれば、充填や最終仕上げが海外でも、Made in Japanを名乗れるわけです。ちょっと面白いですよね。

環境問題を一緒に考えよう
花王の取組みを紹介します。消費財のトップメーカーの花王は環境配慮で詰め替え用を多く発売してますよね。ビオレやメリット愛用者には詰め替え用を買う人も多いですよね。この詰め替え用の容器ですが、ロスなく確実に詰め替えるために様々な特許が使われています。特許は競争優位性の一つですが、この特許を無償で公開したんです。だから、無印良品に行くと、花王の詰め替え商品と同じ形をした商品が並んでいたりします。いい取り組みですね。

こんな声を頂きました
スキンケアブランド、ACSCENTを発売してからまだ２か月くたいしか経っていませんが、嬉しいコメントを頂いています。保湿が抜群、香りが大好き、他にない商品で既にリピーターです、マスクしても香りが残るでの、長時間香り体験を感じられる。非常に嬉しい声を頂きます。一方で、香りが強すぎるって意見もあるのも事実ですが、今後の発展が非常に楽しいです。

スマホ業界から見る化粧品業界
ガラケー市場の時に、ふとiphoneが出てきて、一気にシェアを奪われましたよね。その時のガラケー市場は顧客の声を聴き、カメラ性能や防水機能の機能軸で各社熾烈な戦いをしていました。これってまさに今の化粧品業界と似てるなと思ってます。機能性を担保した中でユーザー体験に情緒価値を提供できる大きなブランドが突発的に出現すると、化粧品業界は一気に変わります。