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好き、を起点に世界って広がるんだな、という話

「ぼくのNetflix、もう袋小路ですもん」
「あ、なんか、それわかります」

そんな会話をつい先日していて、ふっと思ったのが、『ありそうでなかった組合せ』こそ、ぼくたちに新たな出会いを体験させてくれる、ということです。

たとえは、ぼくの場合、東京03 × Gentle Forest Jazz Bandがまさにそれです。
知って、好きになって、新たな『ありそうでなかった組合せ』を体験する、そんな素敵なセレンディピティが、ぼくたちを袋小路から解放してくれるのではないでしょうか?

東京03とのきっかけで、gfjbを知る

Gentle Forest Jazz Bandを知るきっかけは、東京03の単独ライブでした。その時は、もちろん東京03を目当てに行っていたわけですが、その後ろでビックバンドが演奏していたんです!

コントはもちろん面白かったのですが、
「あのビックバンドは、なに?」と、めちゃくちゃ気になりました。

コントとビックバンドの組合せ、ありそうでなかった、まさにそんな感じでした。

その単独ライブは、いま全編Youtubeで観れるので是非!

GFJBを知らない方もたくさんいると思います。曲だけで言えば、アマゾン・プライムビデオの『誰かが、見ている』の主題歌なので、耳にしたことがあるかもしれません。

知って、そこから好きになるまで

家に帰って、そのビックバンドのことを調べてみると、Gentle Forest Jazz Bandだということがわかりました。

しかも、浅草HubでGentle Forest 5という形で、月1でライブもしていました。(2020年2月くらいまで)家も近かったので、試しに行ってみようということになり、そこからほぼ毎月のようにライブに行くようになりました。

そこからガッツリ、Gentle Forest Jazz Bandにハマったわけです。

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好きなものが、新たな出会いを提供してくれる

なにかを好きになると、世界はじょじょに広がっていきますよね。一つの好きが、その周辺にある素敵なものを教えてくれたりします。

東京03が好きで、そこから『ありそうでなかった組合せ』でGentle Forest Jazz Bandが好きなり、新たに知ったのが、シンガーソングライターの二階堂 和美さんでした。

フロントマンとは、かくあるべし!というくらい、出てきた瞬間に二階堂ワールドになってしまいます。

ぼくが初めて二階堂ワールドに惹き込まれたのは、Gentle Forest Jazz Bandが横浜で開催したライブでのことです。それまで二階堂さんのことはまったく知りませんでしたが、すぐに大好きになりました。でも、最初は

「え、なに?これ、なにが起きてるの?」

という感じで、凄すぎて、意味がわからなかったくらいです。

Gentle Forest Jazz Band × ○○

10月9日(土)に、Gentle Forest Jazz Bandが練馬にて『Big Band Show!』というライブをやってくれました!今年の2月にライブに行って以来、久々のライブでワクワクしていたわけですが、ここでも『ありそうでなかった組合せ』が生まれました。

プロレス実況の清野茂樹さんとGentle Forest Jazz Bandの掛け合いです。ビックバンドの演奏を、清野さんが実況するという趣向。プロレス好きとしては、「おぉ、まじか!?」という感じでしたが、正直始まるまでよくわかりませんでした。

が、これまたすごいコラボでした。
もうね、ぼくでは文章で表現できません

さらに、タップダンスのSAROさん。
タップダンスとビッグバンドは、王道の組合せではありますが、生で観れる機会は2021年の東京では、そうそうないと思います(1930年のハーレムを体験してみたい!)まぁこれも、ぼくでは文章で表現できません。それくらい、すごかった!

好きな人から「いいでしょ」と言われたら、ぜったい気になる

自分が好きな人、好きなバンドから「いいでしょ」って言われたら、そりゃ気になります。

清野さんの実況は、土曜深夜の『ワールドプロレスリング』でお馴染みですが、ライブの日の夜に観た『ワールドプロレスリング』は、清野さんの実況が、今まで以上に気になりましたもの。

『好きなもの』というのは、勝手に増えていくのではなくて、数珠つなぎのようなものなのだと思います。
であれば、だれもが、だれかの好きの数珠の一つなりながら、生きているのかもしれません。世界は捨てたもんじゃないですね。
もちょっと工夫して、『ありそうでなかった組合せ』を提供できるような自分でいれたら、誇らしさまでついてくるかもしれません。

そんなことを思う秋の夜でした。

▼2月のライブに行った時に書いたnoteです▼


シナリオ・センターは『日本中の人にシナリオをかいてもらいたい』と1970年にシナリオ講座を開始。子ども向けキッズシナリオも展開中。アシスト、お願いします!! https://www.scenario.co.jp/project/kids_assist/index.html