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脊髄小脳変性症 - 1983年

1983年。

20才になって、お酒が飲めるようになり、大学の友人の部屋で飲み会をしていました。

フト、自分のグラスにお酒を注ぎ足そうとしたら、手元が狂ってドボドボと注いでしまい、溢れてしまいました。

「あれぇ、酔って手元が狂ったかなぁ?」

と、笑ってごまかしました。


が、その症状は現在まで続く手の症状の最初のものとなりました。

人に自分の病気:脊髄小脳変性症について話すときは、
この1983年に始まった症状から話を始めることが多いです。

お酒を上手く注げないという症状は、ビール瓶からビールを注ぐときもそうでした。

ちょうど良い角度にビンを傾けてその角度を維持するということが出来ません。
角度が浅すぎて、注げなかったり、
角度が深すぎて、ドボドボと注いでしまったり、
注ぎ始めても、手元がフラフラしたり。

その後、30代・40代になると、ビール瓶を両手で持たないと、
上手く注げなくなりました。



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