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コミュ障の人ほど見てほしい、名刺のデザインについての動画。

こんにちは、スキャット後藤です。フリーランスの作曲家です。

クリエイターは名刺がすごく大事だと思ってるので、そのことについてYouTubeでだらだら喋ってみたけども、全然再生されないのでここに貼っておきます。人に会ってもなかなか記憶してもらえない人、会話が苦手な人はぜひ見てみてほしいです。名刺ってこんなに重要な役割があるんだって知れると思います。コミュ障の人ほど見てほしいです。

さて、

note何書こうかな?って考えながら、昔の請求書のファイル名を眺めてました。たまたま開いたフォルダーが2007年。「どんな仕事してたんだろ?」って案件名を確認してみたら普段忘れてたこと沢山思い出しました。今日は過去の仕事のアレコレを書いていこうと思います。

この年、コンシューマゲームの仕事だけで7,8本やってたようです。なかでもNHKでやってた「ぜんまいざむらい」のNintendo DSのゲームの仕事はすごく楽しかった記憶があります。が、苦い思い出も思い出しました。DSの音楽制作は専用の開発ツールをつかうのですが、楽曲で使う楽器をすべてサンプリング(すごく低容量のサンプラー)して、それをMIDIで鳴らします。サンプリングした時に基準となる音程を登録したり、スプリット組んだり、ADSRも、ベンド幅も自分で設定してそのゲーム音楽用の音源を作ります。

ぜんまいざむらいの曲で一番気に入ってた曲がありました。それを専用のツールをつかってデータ化してくれる人がいました。出来上がってディレクターOKが出た曲をどんどんとその人に送ってました。彼の作業も全て終わり、全曲納品、何ヶ月か経ってゲームソフトが発売されました。僕はプレイします。

!!??

あ、、、、

絶望、、、曲中にピッチベンド入れてたところが全部音程まっすぐになってました、、、そう、ピッチベンド幅が"0"のままデータ化して納品してしまったのです。なんてこと、、、ただ、音楽やってる人なら、そこが音程変わらず音程まっすぐだったら気がつくはずなのです。音がすごく濁るから。でも、その人は気付いてくれませんでした。

「納品までにチェックできないの?」って思いますよね?手元にツールがないので出来上がった音源が確認できませんでした。全曲サンプリングしてファイル化するので、毎回チェックするとめちゃくちゃ手間がかかるのでできないのです。(実時間でサンプリングなので)

曲を渡す時に「この曲はピッチベンド使ってます」って伝えればよかったんですね、僕のミスです。ほんと反省ですね....。昔の請求書を眺めたおかげでこの話思いつきました。

他にもいろんな話が。

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