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#1 モリーズ・ゲーム【α版】

こんにちは!

自己紹介の投稿にたくさんのスキをありがとうございます。
調子に乗ってもう本編を投稿せずにnote人生を終わらせてしまうところでした…笑
それくらい、心から嬉しかったです。

さて、記念すべき#1は、『モリーズ・ゲーム(原題:Molly’s Game)』。

こんなに面白い映画があるって知ってほしい…映画についてブログを書きたい!!と思った、このnoteを始める背中を押してくれた一作です。
なので、さっそくですが奥の手【α版】【β版】で、ネタバレ無/有に分けて書かせていただきます。
まずは【α版】ネタバレなしから。

スキーモーグルの天才少女だったモリーは、ケガが原因で選手生命を絶たれてしまう。コーチでもある親から離れてロサンゼルスで一人暮らしをはじめ、ひょんなことから非合法ポーカーの世界に足を踏み入れる。持ち前の知性と度胸で、数々のセレブが挙って足を運ぶポーカークラブのオーナーへとなったが…
実在する「モリー・ブルーム」の自叙伝を原作に制作された実話。

ポーカーが分からなくてもいい。大事なのはそこじゃない。

あらすじを読んで、「ポーカーの話か、自分には関係のない世界のお話だな」と思った方も多いと思います。
実際私もポーカーのルールはよくわかっていません。大好きな『007カジノロワイヤル』を見たときに調べてみたけど、「たしかトランプの数字がきれいに並んでたら強いんだった…かな」くらいのレベルです。

ですが、この映画で大事なのはポーカーのルールではありません。
モリーにとってポーカーはただの手段。何のための?彼女自身も気づいていなかった目的が。
検察に告訴されても、頑なに常連客たちの情報を漏らしません(話せば自分の刑を軽くする交渉ができます)。何を守るために闘うのか?
モリーにとっての幸せとは?

さらに考察したくて、自分に置き換えてみたりしながら5・6回見直しました。

主演女優ジェシカ・チャステイン

………本当に美しい(語彙力が足りない泣)
『ゼロ・ダーク・サーティ』や『女神の見えざる手』など、出演するほかの映画も見ましたが、どの役もほとんど笑顔を見せない、鬼気迫るシリアスな役柄。
国家を背負ってテロリストと対峙したり、ロビィストとして世間を欺いたり。圧倒的な知性を武器に闘う女性という難しい役をこなしています。
ただ強いだけでなく、守ってあげたくなるような繊細さまで表現する演技には注目です。
(ポップな役でも出演しているようなので、これから見たいと思います)

映画界では30代になってから注目を浴びるようになった彼女のキャリアも、アラサー女子としてはなんとなく気になってしまうところ…
どちらかというと、女性が憧れる女性、という感じがします。

この映画を見る前に…

知っておくといいかもしれないこと

・本映画の監督アーロン・ソーキンにとっての監督デビュー作です(このnoteを書くために調べる中で知り、信じられませんでした。それくらい作りこまれた映画だと思っています。)
・アメリカではカジノで手数料を取ると違法です。モリーはプレイヤーから多額のチップをもらって生業としています。
・終盤、短い時間ですが暴力的なシーンがあります。苦手な方は目を覆ってください。


さいごに

人生初の映画紹介、いかがでしたでしょうか。
内心ドキドキしています。
前向きなコメントをいただけると次への勇気になります!

次回は【β版】、私が感じたこの映画のテーマについて深掘りします。

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