見出し画像

【WEBライター】WordPressの知識は必須

※※記事に入る前に。WordPressって何?CMSって何?と思う方は、調べながら読んでね。前の記事でも書いたけど、わからないことは自分で調べることがすっごく大事だよ!※※

フリーのライターとなって29年が経った。
その前は広告代理店で3年10か月ほど営業をしていたため、30年以上広告業界にいることになる。
私が働き出した頃は、ちょうどバブルが弾けた年で、携帯電話はほぼ普及しておらず、インターネットも一部の人しか使っていなかった。

広告媒体や制作物もTVコマーシャル以外は紙媒体が主流で、新聞や雑誌、ポスター、パンフレット、チラシなど印刷が中心だったのだ。
当時の印刷には「版下」というものがあった。
そして文字は「写植」で打ったものをデザイナーや版下屋さんが手で切り貼りしていたのだ。
ところが印刷業界もデジタルの波がやってきて、いち早くデジタルに対応した印刷会社は生き残って、いつまでも版下入稿を行っていた印刷会社は潰れた。
写植そのものもなくなって、写植屋もなくなった。

カメラだってフィルムで撮影して現像していたのが、デジタル化されてフィルムレスとなり、現像所もいくつも潰れた。
潰れなくても商売を替えるしかなかった。

しかしこの時代、デザイナーは版下までを作り、コピーライターは文字だけを納品すればよかった。
コピーライターが版下をいじるなんてことはなかったのである。

ところがWEBライターはそうはいかない。
構成から執筆までは昔のままだとして、今は写真の選定やWordPress入稿までが業務の範囲となっている。
仕事によってはWord原稿での納品という場合もあるが、WEBライターの仕事の大半はWordPressなどCMSへの入稿までを求められる。

昔を知っている私からすると
「これってデザイナー、もしくはレイアウターの仕事ですよね?」
と言いたいところだが、そんなこと言ってるとWEBライターとしての仕事は来ない。
そう、WEBライターの仕事にデザイナーやレイアウターなど存在しないのである。

つまりはWEBライターは記事を書くだけで終わりではない。
簡単であるとはいえ、タイトルや見出し、本文の体裁を整え、文章に合った写真を選定し、必要であれば表を作成して記事1本を仕上げるまでが仕事となっている。
現在、CMSとして多く使われているのはWordPress。
たいていはポチッとするだけで体裁が整うが、多少はHTMLの知識が必要である。

HTMLはものすごーく初歩のプログラミング言語の入口だ。
文系の人はプログラミング言語をチラッと見ただけで拒否反応を示す人も多いが、WEBライターとして仕事をしていくなら、これは勉強しておくべきである。

特にHTMLとして勉強しなくてもいいので、WordPressは使えるようになった方がよい。
もはやWEBライターの必須のスキルであろう。
慣れればそんなに難しいものではないので、ここはがんばろう。



波瀾万丈のシングルマザーですが、好きなことを仕事にしてやってきました。サポートしていただけたら小躍りして喜びます。次なる夢に向かって羽ばたく力になってください!