あの独裁者もロック歌手も「アルゼンチンで存命」ということになっている件【アルゼンチンオバケの話#5】
アルゼンチンが「世界のはずれの国」という印象なのは、日本だけのことではないらしい。
いわゆる有名人の「実は生きていた」目撃談が、ヤマと報告されるのもアルゼンチンの特徴。
でもそれって完全に、「遠い国という印象論」のせいではなかろうか、、、
とくに「エルビス・プレスリーの目撃談」、これはなんかオオラカで、笑ってしまいます。アルゼンチン国内での目撃だけでなく、
なんと、『ホームアローン』のエキストラの中に、老けた顔つきのエルビス・プレスリーが一瞬、写っているという伝説まで。
これは私も動画で確認したことがありますが、ぜんぜん似ていないただのオッサンが映り込んでるだけではないか
もっと「怖い話」で、かつ、「アルゼンチンらしい」伝説は、
かのアドルフ・ヒトラーが、実は二次大戦下から脱出し、アルゼンチンに逃げ延びて余生を過ごしている、という話
どう考えても無理があるのですが、
実際に「隠れ住んでいたナチスの生き残りが摘発された」という事例がしばしば起きるのがアルゼンチン。有名なアイヒマン事件とか。
ナチスの高官がたまに潜んでいるという点は、事実なだけに、
アドルフ・ヒトラー生存説も、なんとなく「アルゼンチンならあり得るかも?」と思わせる不思議な説得力を持っていたのでした。
どーしてナチスの高官がアルゼンチンに逃げていたのかというと、エビータの旦那さんのペロン大統領がなんだかんだ枢軸国寄りだった縁があるとか、いろいろな理由はありますが、
「そんなに亡命者に住み心地がよいなら、私も日本で何か人生に行き詰まったら、自殺とか失踪とかを考える前に、いっそアルゼンチンに逃げてそこで人生やりなおそう」という、前向きか後ろ向きかよくわからない夢を持っているのでした
でもそんなつもりでブラリ行ったブエノスアイレスで、本当に「プレスリーやヒトラーにしか見えない人」とすれ違ってしまったりしたら、、、いったい、どうしよう、、、
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