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保育園児の娘を朝起こす時にバッハのゴールドベルク変奏曲を使ってみると・・・

1歳児の娘の寝起きが悪いので、父親の趣味で申し訳ないとは思いつつ、グレン・グールドが弾くゴールドベルク変奏曲を寝室にかけてみました。

それも「第19番」のみを、同じグレン・グールドが1955年に録音したバージョンと、

1981年に録音したバージョンとの、一曲×2バージョンに抜粋して、ループで延々と流すという試み。

1歳の娘、むくりと起きて、不思議そうに耳をすませ、見事に起きました。グールドが効いた、、、!

日中、遊んでやりながらもう一度かけてあげたところ、どうやら彼女は1955年バージョンのほうが好きらしい。

ふむう、そうきたか。いや、たしかに、私も若い頃は1955年の録音盤のほうが、スピードがあってアタックもあって「カッコいい!」と思っていました。

でも中年になってくると、一音一音を大事にかみしめるように、ゆっくりと弾いていく1981年バージョンの味わいがわかってきて、こちらのほうが好きになるんだな。

もっとも彼女がそんな「味」に気づくのは、40年後でよいわけですが(!)。

子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!