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私としては傑作回と認定したい!:『笑ゥせぇるすまん(89~93年)』各エピソードにオトナの目線から感想を入れていく(第32話「伝言ダイヤル」)

第32話『伝言ダイヤル』。このラストの置いてけぼり感はたまらん。

「え!どういうこと!?」

と唸ってしまいましたよ。伝言ダイヤルの相手が実はブサイクだったとか、痴漢の冤罪をかけにこようとしている詐欺師だったとか、そういう平凡なオチを予想していたら、、、二重三重にナナメなほうから斬り込まれました。そうきたか、、。

いやー、でも、この主人公はどうなっちゃうんでしょうね。すでにどうあがいても犯罪者扱いにならざるを得ない状況ですかね。痴漢の冤罪のほうがまだマシだったかもですね。重いですな、、、。

オチの意外性だけでなく、電話の伝言ダイヤルを使っての異性の相手さがしという、インターネット登場前の東京裏カルチャー事情が今の目から見ると実に珍しく、それが効果的なトリックに使われているという点でもかなり面白かったのでした。

傑作回と言っていいんじゃないでしょうか?私は好きだなー。

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子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!