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バナナをめぐる奇妙な物語021:聖書に出てくるアダムとイブが食べた「知恵の実」はリンゴではなくバナナだったかもしれない

有名なエデンの園の物語。

ヘビにそそのかされたアダムとイブは禁断の「知恵の実」を食べたことで楽園を追放される。

その「知恵の実」はすっかりリンゴというイメージだが、それはヨーロッパの画家がリンゴで描く「伝統」をいつのまにか継承してきたせいであって、「もともとはなんの実の想定であったか」については諸説が乱立している。

その中で近年有力になってきている説のひとつが、古代におけるこの物語の当初のイメージは、「知恵の実」イコール「バナナ」であった、というもの。

それにしても、アダムとイブが食べたものがバナナだったということになると、

「エデンの園」のイメージが南の島っぽいイメージになり、

それはそれでいかにも「原初の楽園」にぴったりな情景が浮かんできて、「知恵の実=バナナ説、なかなか夢があって良いのではないか?」と思うのは、私だけでしょうか?

↓出典↓

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※本記事は、以前に公開した「お題『バナナ』で呟怖をください」という企画から派生した「バナナを巡るハナシを世界から集めてこよう!」という試みの一つとなります。 

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