2019年の夏休みの自主研究。正岡子規の『俳諧大要』から俳句・短歌上達の心得を引用し、それを現代のwebライティングのテクニックとして翻案してみよう、という試みです!
- 運営しているクリエイター
記事一覧
SNS文章が巧くなりたければ正岡子規に学べ!【補論:正岡子規は日本語そのものの自立の為に戦っていた?!「母国語を守る」ということの意味】
過去五回に渡って正岡子規の俳句論をWeb文章論に翻案する試みをしてきましたが、今回は、そこで語りきれなかった補論となります。 正岡子規の『歌よみに与ふる書』の中に、以下のような印象深い箇所があります(※現代口語に直した上で、私なりに意訳しています)。 「和歌とは古今和歌集以来の伝統的な言い回しを守ることだ、そしてそれこそが日本語を守る道だ」という人もいるが、間違っている。それではまるで弓矢で西欧の近代軍と戦おうとしているようなものだ。そんなことをしていたらむしろ日本語は滅