池袋暴走事故

【池袋事故裁判】事故車両の記録装置解析 ペダルの根元に「払拭痕」(2021年2月2日)

 Youtubeのテレ東Newsチャンネルで出たニュースで、以前から話題になっていた飯塚幸三被告の言い分、「ブレーキを踏んでいたのに加速した」は徐々に覆されてきたのではないでしょうか。
 自分のような素人は、被告が100%嘘を言っているとは言えないが、飯塚幸三被告の言い分は、車の構造上あり得ないと思っている。

 実際には、ニュースのとおりなのだろうが、自分は以下のように考えている。

 ① アクセルを踏むと、エンジンが燃焼して加速する

 ② ブレーキを踏むと、駆動に対して制動される

 ③ アクセルから足を離すと、エンジンは待機状態で徐々に制動される


 それぞれの装置の役割から考えてみても、ブレーキを踏む行為はエンジンに干渉しているわけではないので、その行為によって加速することはあり得ないと考える。また、②を行っているということは、同時に③の行動もとっているので、その状態でエンジンが燃焼して加速状態に入るのも考えにくい。
 車の構造上、加速をするという状態は、アクセルを踏むという行為があってしか生まれないだろう。

 仮に、飯塚幸三被告の言い分を肯定しようとすると、それぞれの機能を持った装置が同時多発的に故障しないとあり得ない状況であり、絶対に故障しないとは言い切れないものの、それを証明するのも相当難解であるように思える。

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