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つむじ割れの原因って?薄毛との関係性やおすすめの対策とは

ご覧いただきありがとうございます!

東京の吉祥寺・渋谷にある完全予約制サロンのスタッフである著者がお届けする「ヘアケア塾」です。

つむじの辺りの髪の毛がいつもパックリ割れてしまう・・・といった悩みを抱えている方いらっしゃいませんか?

毎日のように髪の毛が割れて頭皮が透けてしまうと、もしかして薄毛になってきているのではと不安になられる方も多いと思います。

ですが単なる寝ぐせ・つむじ割れ・薄毛のうちどれが自分に当てはまっているのかをご自身で判断するのは難しいですよね。

そこで今回は、つむじ割れの原因って?薄毛との関係性やおすすめの対策とはについて解説していきます。


つむじ割れってどういう状態?

一般的につむじ割れとは、つむじ付近の髪の毛が縦または横方向にパックリと割れてしまい、分け目のように地肌が透けて見えてしまっている状態を指します。

せっかくヘアスタイルを整えても、時間の経過と共に割れてきてしまったり、地肌が見えやすくなってしまうと不安になってしまいますよね。

つむじ割れが起こりやすいと、薄毛との関係性も気になると思いますので、つむじ割れは薄毛の前兆なのかについてもご説明していきます。


つむじ割れは薄毛の前兆なのか

つむじ割れを起こす頻度が高かったり、範囲が広いと薄毛になっているのではないかと不安になるかと思いますが、一概に薄毛に関係しているという事はありません。

理由としては、生まれつきつむじ割れを起こしやすい方とそうでない方がいるというのが大きく、生活習慣が原因になる事もあります。

しかしながら、つむじ割れの原因によっては将来的に薄毛になる可能性がありますので、まずは原因がなにかを理解し、対策していく事が重要になります。


つむじ割れの原因って何がある?

だれにでも起こる可能性のあるつむじ割れですが、その原因としてはいったいどのようなものがあるのか気になりますよね。

どのようなことがつむじ割れの原因になってしまうのか、男性・女性で起こりやすい原因に違いがあるのかもご説明していきます。


①寝ぐせ

つむじ割れの原因で最も多いと考えられているのが、寝ている間につむじが割れてしまったまま癖づいてしまう、寝ぐせです。

寝ぐせが起こりやすくなる原因としては、髪の毛をしっかりと乾かさないまま寝てしまう場合や汗かき・髪の毛が太く強い髪質の方に多く、これは髪の毛が濡れている状態だと形が簡単に変わりやすいという特性から起こります。

特に髪の毛の長い女性がツインテールやおさげ髪の状態で寝ると起こりやすく、寝返りが多かったり寝具との相性が悪い場合も寝ぐせを引き起こしやすくなります。

②生まれつきの髪質や頭の形

生まれつきの髪質が細く柔らかい方は、髪の毛の立ち上がりが弱く、頭皮に沿って寝た状態で固定されることでもつむじ割れが起こりやすくなります。

また後頭部の形がいわゆる絶壁の方も、髪の毛が後頭部下部に集まりやすく膨らんでしまったり、左右に毛流れが分かれてしまいつむじ割れが起きてしまうという事に繋がります。

③スタイリング

つむじ割れが気になるからという理由で、ワックス・スプレーなどを使用する事でもつむじ割れの原因になってしまいます。

またスタイリングしやすいようにするために、はじめに髪の毛を濡らす方も多いかと思いますが、根元部分まで濡れていなければ生え際の癖は中々治りません。

ワックスに関しては、一度に使用する量が多いと、その油分が重さとなって髪の毛が寝てしまう事で、つむじ割れに繋がります。

また根本の立ち上がりなどをキープするために使用するスプレーが頭皮に付着してしまうと、毛穴の詰まりなどから薄毛を引き起こす可能性もあります。

④分け目が長年同じ

長年にわたり分け目の位置を変えていない事でも、つむじ割れの原因に成り得ます。

スタイリングが慣れていて楽だったり、他の髪型に変えたくないという場合だと、同じ分け目をずっと続けている方も多いですよね。

同じ位置に分け目を固定していると、分け目によって皮膚が露出する箇所も一定になるため、紫外線や髪の毛の重みによる重力などのダメージを蓄積しやすくもなります。

また分け目を作るために、髪の毛が引っ張られることでも、血流の悪化を招き、髪の毛の成長を妨げる可能性もあります。

⑤加齢

実は、年々重ねていく加齢というのも、つむじ割れを起こす1つの原因になり得ます。

年齢を重ねていく事で、紫外線やパーマ・ヘアカラー剤など様々な要因の頭皮ダメージが蓄積されるという事と、加齢により髪の毛の質が変化し細くなってしまう事で、寝癖がつきやすくなってしまったり、割れやすくなってしまいます。

これらの変化は髪の毛を支える頭皮の筋膜が衰えることから起きるもので、頭皮の老化により、髪の毛の立ち上がりの力も低下してしまうために、ボリュームの低下やつむじ割れに繋がるのです。


つむじ割れと薄毛の違いとは?

つむじ割れを頻繁に起こす方だと、薄毛の影響なのではないか、将来的に薄毛になるのではないかと不安になりますよね。

そこでつむじ割れなのか。薄毛なのか。それぞれの特徴の違いをご説明していきます。

つむじ割れの特徴

薄毛ではない単なるつむじ割れの特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

・つむじ周辺と他の箇所の髪質に違いがない
・つむじの渦巻きがはっきりある
・線のようなラインで地肌が見える
・つむじから見える頭皮の色が白い

基本的には生まれつきの髪質や頭の形、つむじの位置などから寝癖や髪型・スタイリング剤などが原因で起こるのがつむじ割れです。


薄毛の特徴

つむじ割れではなく、薄毛の状態になってしまっている場合には、以下のような特徴が挙げられます。

・つむじ周辺の広範囲が透けて見える
・つむじの髪の毛が、他の箇所と比べて細い
・抜け毛に細く短い毛が多くある
・つむじの渦巻きが弱い
・分け目の透け感などが増した
・頭皮の色が茶色や赤みがかっている

薄毛の場合、進行性という特徴があるのでご自身で薄毛かどうかの判断をする場合、同じ撮影環境・角度から数ヶ月おきに写真撮影をし、比較することで判断することも可能です。


つむじ割れのおすすめ改善方法

上記の特徴から薄毛ではなく、単なるつむじ割れだと判断できたという場合は、出来るだけつむじ割れが起きる頻度が下がるような対策を行うことで改善が期待できます。

①髪の毛を必ず乾かす

入浴後などの髪の毛が濡れている状態で、ドライヤーなどを行わず、自然乾燥させていると髪の毛内部の水分が必要以上に放出されてしまうため、髪の毛のダメージの原因にもなってしまうほか、寝癖がつきやすくなってしまいつむじ割れを引き起こします。

ドライヤーを使用し、温風で80%ほど乾いたら最後に冷風で風を当てることで、キューティクルを閉じる効果や発汗を抑える効果があります。

髪の毛のダメージを最小限に抑えつつつむじ割れを起こしにくく出来るでしょう。

②分け目をこまめに変える

日常のヘアスタイルに分け目や流す方向をつけている方は、こまめに分け目や位置を変えることがおすすめです。

分け目の位置が一定だと、同じ場所に紫外線を浴び続けることになりますし、髪の毛の重みで少しずつ頭皮が引っ張られて毛穴のたるみや血流悪化を引き起こします。

また、分け目を変えることで髪の毛の立ち上がりが良くなり、少しボリュームアップして見えるようにもなるので、地肌が透けているのを分からなくする事も可能です。

ポイントとしては、つむじの場所から離れたところに分け目を作ることがおすすめです。

③スタイリング剤の使い方・種類を変える

普段ワックスを使っている方なら髪の毛が割れにくいスタイリング剤を使用することがおすすめです。

油分が少なくキープ力のあるドライワックスにすることや、スプレーを使っている方なら頭皮に付かないようにコーム・指に吹きかけて髪の毛の根元につけるなど、付け方や種類を工夫するだけでもつむじ割れを軽減することが期待できます。

またワックスやスプレー・ジェルなどのスタイリング剤は、付け過ぎてしまうと固まりやすく割れやすくなるので少量ずつ使用しながら、1か所にまとまって付けないようにしましょう。


まとめ

今回は、つむじ割れの原因って?薄毛との関係性やおすすめの対策についてご説明いたしました。

つむじ割れが頻繁に起こってしまう原因としては、生まれつきの問題や寝癖などが挙げられます。

ですがその他にも加齢による頭皮の老化やAGA・FPHLなどの薄毛も原因の1つになるので、進行を抑えるためにも生活習慣などにも気を配りながら対策していきましょう。

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