料理研究家の自己紹介(的なもの)
こんにちは。Scales(スケイル)です。
仕事は料理研究家をしています。もしかしたら少しだけ独特かもしれない料理レシピを日々考えて本を出版させて頂いたり、雑誌の取材を頂いたりしています。
こっそり将来の夢をいうと、山の家で「Iotに囲まれながらの自給自足生活」です。
私について
「スケイルさんはどうやって料理を考えつくのですか」
共通してこんな質問を何十回とされています。
ライターさんや、編集者さんとお会いした時も間違いなく聞かれます。
その辺り、何か謎めいたものを醸しているのでしょうか。
普段は打ち合わせの時間も限られているので「自然に浮かびます(笑)」とショートヴァージョンで答えていますが、今日はここについて書いてみます。
うまく言えませんが、一旦「スイッチ」が入ると、
味や、素材の組み合わせや、アイデアのようなものが、
わーーーーーーーーーーーーっつと、高揚感をもって頭の中に、
ちょうど線香花火の火花のようにバチバチ出てくるのです。
こうなると書き留めるのが大変(紙とペンがなければiPhoneのメモに)。
書き留めている途中にも、芋づる式に次のアイデアが次々出てくるので、
(自分で出しておきながら)わたしの処理能力では受け止めきれず、やや頭がパニックになります 笑 ほんとにほんとに。
そして、線香花火は儚いもので、ここで書き留めておかないと二度と思い出すことはありません。もちろん全てを書き留められないですが、愛用しているRHODIAのメモブロックは年に30冊くらい使うと思います。
きっと、日々の生活でそれなりに体験し蓄積した素材や調理法や味や色などのシナプスが繋がった際に、勢いよく繋がりの連鎖を起こすのだとぼんやり解釈していますけど。
大概こんな風に出てきたイメージを、あとでじっくりレシピに落とし込みます。思うに、私が昔携わっていた”デザイン”に近い感覚です。
私はいわゆる「料理学校」には行っていませんので、こういうやり方、確かに少し独特かもしれません。
人間たるもの、みんなひとりひとり違います。天然物ですから。
独特だって、違ったって良いのです。
ここでは、寄り道したり、また戻ったり、でも気持ちはまっすぐに。文字でおしゃべりしながら、料理のこと、少しお酒のこと、気に入っているツール、自分のライフスタイルのことを揺蕩うように綴っていきたいと思います。
読んで楽しんでもらえたら、とてもとてもうれしい。
では、次回も!
追伸:RHODIAってこれです↓
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