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Scalesのものがたり料理教室

料理研究家のスケイル(Scales)の料理を、詳しくレシピ解説付きでたっぷり紹介いたします。季節の旬を存分に感じられる身近でありながらちょっと特別な料理、またお酒のこと、テーブル…
Scalesの語り口で、素材の意外な組み合わせの発見、読んで美味しい、作って美味しい。 ワクワクす…
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2021年1月の記事一覧

旬のひと皿、蛍烏賊と蕗の薹のマリネ、そしてペペロンチーノにも応用しましょ。

わざわざ料理名に「旬のひと皿」なんて名付けてみる。 旬と旬の味わいは、どうしてこんなにも良くあうのだろう。 出始めの蕗の薹の苦味、子供の頃は苦手でしたけど、大人になると愛おしくなる旬のえぐみ。 蕗の薹は黒くならないように茹でるのに色々と試行錯誤しました。 一番青々とうつくしく仕上がる方法もお伝えしますね。

白子と柚子胡椒のリゾット

クリームリゾットのような見た目と味わい、でも乳製品は使っておらず、 その正体は、なんとなんと、この時期だけの美味しい「白子」。 白子を贅沢に使って、こっくり芳醇濃厚なクリームリゾットに。 時折、ピリッと薫る柚子胡椒風味がアクセント。

マッシュルームとポルチーニのポタージュ、トリュフオイルをすこし

マッシュルームをとことん味わう。が最近のテーマ。 煮込などの冬の料理によく合いますし。新鮮なら生でサラダもよし、火を通せばしっかり旨みが出てくる優秀食材。そして今日のようなポタージュにしてもとーっても美味しい!そしてほんの少しポルチーニを加えてみましょう、ぐっと風味が増します。お好みでトリュフオイルを少し加えれば、かおり豊かで贅沢なポタージュの完成です。

ちぢみほうれん草のストゥファート

今がとっっても美味しい、旬のちぢみほうれん草。 (嬉しいことに100円前後で売られています。) ストゥファートとは、イタリア語で蒸し煮のこと。鍋にしっかり蓋をして、シンプルに水とオリーブオイルだけで蒸しあげるイメージです。 この料理法で、ちぢみほうれん草のぐっと引き立った甘みに、きっと驚くと思います。特に根っこに近い茎のところ、美味しいですよ。

ビーツのグラッセ・シナモン風味

無骨な見た目、ひとたび切り込みを入れると、真っ赤に滴る不思議な野菜。味わいもちょっと独特で。 昨今、割と見かけるようになったビーツですけれど、まだ少し謎めいた感じ。サラダにボルシチ、ピクルス、ほかにもまだまだ美味しい可能性を感じているワクワクする野菜であります(私に自分で推し)。天然色素的に使うのも楽しいですね。そしてほんとうに栄養も豊富。誰が言ったか「食べる輸血」なんてどきっとするキャッチもついているよう。(「飲む点滴」は、甘酒だっけ?) 今日はビーツで色々料理してきた私

イチゴとパセリと生ハムのタブレ

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オレンジとパプリカのサラダ

パプリカ続きになりますが、この素晴らしい調味料でもう一品作ってみましょう。(意外にパプリカの使い道は多いのです。次回は煮込みに使おうかな。)スペインでは生のオレンジにピメントン(パプリカパウダー)をかけることが多いみたいだけど、これとっても好相性!今日はもう少しサラダ寄りにまとめて。オレンジとパプリカのサラダに。サラダとデザートの中間のよう。ずっと食べていられるくらい大好きなサラダです。