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控除とかって面倒だけど

僕は老人ホームで働いている。

今日は、入居者さんの家族さんに
制度のことを教えてもらったという、
久しぶりに仕事のことを書いたかと思ったら
まがいなりにもプロが一般人から教わるという
ポンコツぶりを隠さず記す回。

しかし、そこで素直に
「知らなかったです!
ありがとうございます!」
と言える素直さが僕の売り。
#知らんがな


先日認定調査があった方がいて、
もともと要介護1だったのが、
要介護3になられた。

介護度によって
提供できるサービスの量が変わる。

在宅のかただと結構シビア。
点数が足りなければ保険外になり
その分もサービスを受けれは自費になる。

その点、施設はそこまで厳しくない。
…あくまでねずみの職場は。

保険を使うという公共性と、
株式会社なので利益も出さないといけないので
どんぶり勘定もそこそこにしなければダメだが。



今回の方は、援助量が増えてきていたが、
更新のタイミングで変更でいいかなと思っていた。

で今回1から3になられ、ご家族から、
「要介護3になれば所得税の控除が受けられるので、そちらに入居してるということを書類に記載して欲しい。」と連絡があった。


…へぇー。
#しっかりしろ

恥ずかしながらその仕組みを知らなかったので
どういうことか聞いてみると、

うちの自治体では、という話だが、
障害控除と同じという考えになる。

要介護3といえば
障害認定にも相当するほどの状態であろう。
障害の方には所得税の控除がある。
なので要介護3以上の方にも、
同じように控除が適応される、とのこと。



教えてもらわなければ、
知らなかった知識。

使わなかったら何もない。

損をしない、という考え方。
市役所からは教えてくれない。


ずるいなぁ…と思ってしまう。
自分で調べりゃいいんですけどね。




おむつの使用証明書とかもそう。

なんとなく面倒そう、
とかで手を出さないことが多いんだけども、

やってしまって自分で理解できれば、
きちんと節約にもなるし
何より自分も、お客さんの糧にもなる。


知らないと嫌いがよく似てる。
ほんとこれっていい考え方。


全てを完璧に覚えることはできない。

でも、知識を得ることで真っ当に
入居者さん家族さんの幸せが増えるなら、
間違えながらもできることを提案していく所存。

勉強させてもらいました。


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