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初プペ

僕は老人ホームで働いている。

やっと、見ました。
映画えんとつ町のプペル。

西野さんと一緒に見れる回を狙ったんだけども、
早々に売り切れてたので別の回で。
#行動が遅いのは毎度のこと


僕は介護職だし、
一度陽性者を出したホームで働いている。


やっと対応は落ち着いたけど、

緊急事態宣言の出ているなか見に行くことに
何も思わなかったわけではない。

でも、行動しないままくすぶってるのが嫌だったし、
いつか絶対見に行くのに、
いつ落ち着くかなんてわからんよなぁ…と思い、

決められたルールの中、
感染対策をして動こうと思った。



結果、
改めて、今見てよかったと思った。
#ありがとう西野さん






去年から取り組んでいたことがある。

みんなで頑張ろう、
チームになろう、
目標をたてよう!

という取り組みだったんだけど、

進めている中
ホームで陽性者が出て、
取り組みは止まってしまった。


取り組んだ内容をみんなに届けたいなぁ、
と思っているけども、

みんなの中からはもう、
薄れてると思う。




だってね、
人との繋がりを断つように指示されて、
それを守らなければまた感染が広がって、
指示を守ったら人とは関われなくて、

そんな中で、
みんなでチームになろうぜ!
って言われても…
だと思う。




だから
もう一回始めるのが怖い。



アントニオたちに、

まだやってんの?
また隔離対応になったらどうするん?

星なんかないんだよ。
いつまでも見上げてんじゃねぇよ。

そう思われるんじゃないかな、
と思っちゃって。





だから。
なんとなーく。

『落ち着いたらまた始めるんだ』

という思考に、逃げていたんだな。




だって怖いし。
面倒っちゃ面倒だし。
陰でコソコソ言われたくないし。




多分、今日プペルを見てなかったら、
まだ怖がって再開してなかったと思う。




いや、見た今ですらも、
正直怖い。

えんとつの上で震える
ルビッチのように。





でも、今日プペルを見た。

ルビッチは、
怖くてもえんとつを登っていた。





また、やろう。

上をみよう。

せっかく作った作品を
世に出してあげないなんて
隠し子になっちゃう。

どうせなら、
みんなに見てもらって、
いろんな意見をもらって、
育ててもらった方が嬉しいもんね。





わかんないもんね。

まだわかんないじゃないか!
って言われた時、


大袈裟かもしれないけど、
頭をガツンとどつかれたみたいな気がした。
見透かされてる、みたいな。

気づけば目をつぶって泣いていた。
#いや映画見ろよ



逃げてました。
ごめんなさい。



ごめんなさい、
頑張ってた頃の僕。

僕に時間をくれたみんな。




言ってみれば
星を作ろうよ、という取り組み。


みんなアントニオみたいに、
わかってくれたらいいなぁ。




アントニオが泣きながら応援してくれた時、

また頭をどつかれて泣いていた。
#イメージね



もちろんね、わかってる。

みんながアントニオじゃないし、
僕もルビッチじゃないし、
一緒じゃないんだけど、



ほんとに、
勇気をもらった。



勇気の映画。





厳しくも優しい映画でした。
ほんと、西野さんありがとう。

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