マックが美味しくなくなったおじさん。
みんなだいすきマクドナルド。ただおじさん達の中には美味しくなくなったといいだしてめんどくさいやつだなぁと思われる人が結構いる。
おじさんになって油がうけつけなくなったとか思い出補正だろとか色々お前のせいだろ的なことを言われるとおもうので
本当に美味しくなくなったということを説明したい。
基本的には今のメイドフォーユーシステム(作り置きなしに待ち時間をとても短くするマックの生産方法)のせいなんだけど。それぞれの具材についてなにがどう変わったかを書いていく。
・パン
昔は熱々鉄板で挟むようにしてそこそこの長さ焼いていたのでパンの全体がカリッと香ばしくなっていて時間もながかったので中まで焼けていた。
今はコンベアにのってオーブンの中を通る形で表面がみじかいのもあり全体がかるーくあったまって表面の出っ張ったところから順に焼けていく感じに変わっている。
フィレオフィッシュとかの蒸してあるパンも時間がみじかくなったことで中までじっくりという感じではなくなっている。
・肉
ミートパティは2段階あって
初めは鉄板の上で裏を焼いてプレス→その後ひっくり返して更に焼くというやつ。
次がプレスしながら両面まとめて焼くやつこれはいまでも同じ。
前者のほうが肉汁というか油が多くて美味しい。
後者も昔は焼けたら鉄板からそのままパンに乗っけていたのである程度油が残っていたし、パンにほどよくその油が吸われていた。今は一旦ストッカーにいれて注文があったらストッカーからパンに乗せるのでそのときに油が全抜けしている。
・チーズ
上記の肉のオペレーションの影響なんだけど熱々の肉に直接チーズをのっけていたのですぐに溶けていって食べることにはちゃんと糸引く感じになっていた。いまは少し冷たくて溶けきっていない。
・玉ねぎピクルスケチャップマスタード
多分変わらない。味の基本がかわらないのはこのあたりが変わっていないから。これはこれで良い。玉ねぎピクルスに関しては美味しくないままというほうが正しいかもしれない。
・フィレオフィッシュ
昔は揚げたて直だったのが揚げたあとストックに変わった。これによって半分サイズのチーズの溶け方も大きく変わった。
・ポテト
ここは個人の好みの部分が大きいので美味しくなったという人も結構いるかも。昔は冷凍されたものを揚げる少し前に袋からバスケットに出して半解凍→フライって感じだったのだが、定量をバスケットにいれる機械ができたので半解凍される時間が多くなった。その解凍状況の違いにより油の火加減と揚げ上がりの食感は少し変わったかも。
・レタス
ビックマックとかてりやきのヤツ。昔はもっと大きなものから適度な重さでのっけていたのだが、今はもっと小さく刻んだやつを乗っけるようになった。これによってつくる人によっての差は結構減ったかもだけどレタス自体の食感とか他の具材と組み合わせたときの味とかは格段に落ちた。
・ナゲット
実際原材料変わっとる。
そして全体的に出来上がったらすぐ渡す形になり温かい環境で馴染むという時間がなくなった。レタスとか野菜が入ったバーガーにはマイナスだったけどチーズとかその他にはこの馴染む時間が必要だった。
ということで結構かわっているのよ。バーガーの包み紙をみてもらうとよくわかると思う。昔は油を包み紙が吸ってくれていたり、チーズが溶けてちょっとくっついていたのに今はどのバーガーでも全然そんな感じがない。
調理方法かえるならそれに合わせて中身も味が上がるようにもう少しやってほしいのよ。
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