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ブンデス若手紹介(サイラス・カトンパ・ムヴァンパ)

 どうもぶるーずです。今回はシュトゥットガルトに所属するムヴァンパを紹介していきたいと思います。拙い文章にはなりますが、最後までどうぞよろしくお願い致します。

ポジション

 ムヴァンパは複数のポジションでのプレーが可能で、CF、WG、WBを担当することができます。シュトゥットガルトでは3-4-2-1の右WBとして起用されています。

プレースタイル

1. スピード

 ムヴァンパの魅力は何と言っても足の速さです。今シーズン、ブンデスリーガ最速となる35.42km/hを記録するといった程のもので、彼をスピードで抑え込むのは至難の業と言えるでしょう。このスピードを最大限に活かせるWBでの起用は納得がいきますね。もちろん、WBで起用されている理由は他にもあります。それについては後述します。

2. 決定力

 ムヴァンパは昔は決定力が低いと言われていました。しかし、今シーズンのブンデスリーガでは11ゴールを記録していることから分かる通り、決定力は高いと言えます。ゴールのパターンは得意のスピードを活かして、敵守備陣を突破し、GKとの1体1を冷静に決める、あるいは後方からのスプリントで前線に上がり、味方のボールを受けた瞬間にゴールを決めるといった2つのパターンを基本としています。この辺りのスピードと決定力の高さを活かしたストライカーぶりは、非常に強いですよね。

3. テクニック

 速さに目に行きがちのムヴァンパですが、足下の技術も確かなものです。高スピードとタイミングの掴みにくい細かいステップを織り交ぜたドリブルで相手を翻弄します。ターンやフェイントなどの基本技術を非常に高度なレベルでやるので、相手選手は手を焼くのは間違いないでしょう。そこにスピードが加わってくるわけですから、相手にとっては非常に厄介な選手と言えますね。

4. チャンスメイク

 スピードと緩急を活かした突破を得意とするムヴァンパは、チャンスメイクも得意としています。まず、スピードと緩急を活かしたドリブルで相手を撹乱し、そこから優しいラストパスを供給するといった一連の流れを非常に得意としています。単純なショートパスだけでなく、クロスの精度も抜群に高いです。つまり、ムヴァンパはチャンスメイカーとしても機能するわけですね。

5. 守備での貢献性

 ここまでは攻撃面に着目しましたが、実はムヴァンパは守備でも非常に良い仕事をします。ムヴァンパは守備を一切怠らない選手で、相手FWとの駆け引きを得意としています。守備の特徴はスピードを活かして相手FWに追いつき、ドリブルやパスコースを一瞬にして防ぎにいくといったものです。こうして、一瞬の内にコースを防がれた相手選手がドリブルやパスで逃げようと、動き出した瞬間にボールを奪取します。この辺りの駆け引きを得意しているのもムヴァンパの大きな武器の1つですね。

20/21ブンデスリーガ成績

出場試合数: 25試合
ゴール数: 11G
アシスト数: 4A

まとめ

 得意のスピード、高度な技術力、パスセンスを活かした攻撃面での活躍に加えて、献身的な守備でも貢献するムヴァンパ。彼の今後の活躍には注目していきたいですね。今シーズンの終盤に大きな怪我を負ってしまいましたので、まずは回復してピッチに戻って来て欲しいですね。

参考動画


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