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【goodpass調査団】SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYAに参加しました!

この夏から実験的に活動を開始した「goodpass調査団」。渋谷の新しい「good」を見つけて深掘りする学生チームです。そんな調査団の活動成果をご紹介。

今回の調査団の活動舞台はササハタハツ(笹塚、幡ヶ谷、初台)地区。ササハタハツに関する「3つの問い」を設定し、チームに分かれてフィールドワークやデスクリサーチ、インタビューを行いました。

そこから自分たちなりの調査結果をまとめ、11/7(日)のSOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYAの一環で行われた「388 farm β」にて活動成果を発表しました。ボードをイベント来場者の方に見てもらったり、ご意見を聞いてディスカッションしたり、さらにリサーチを深める機会になりました。

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各問いのリサーチ結果はこちら!

問い:いい路地裏ってなんだろう?
このチームではフィールドワークを経て、ササハタハツの路地裏が新しいものとの出会いや、ホッと落ち着ける心地よさがあふれるスポットになっていることに着目し、地域住民が思う路地裏の魅力についてリサーチしました。

• 「子供の様子を見ながらくつろげるテラスがある」「子供がハイハイできるように人口芝が引かれている」「子供が秘密基地を自由に作ってもいい路地裏」など、子育てがもっと楽しくなる路地裏
• 「防災面、防犯面がしっかりしている」「街灯がある」「いつでもきれいにできるように掃除セットが置いてある」など、安心安全できれいな路地裏を望む声も
• 「人と人とがつながれる」「考えをお互い共有できる路地裏」など、地域コミュニティとしての役割を路地裏に求めている人もいました


問い:ササハタハツでのコラボショップって?
このチームでは、フィールドワークで「美容院と焼き菓子店が一緒になったお店」を発見したことから、一見異なる業種やテーマが結びつくことの可能性に着目。
さまざまなお店のコラボによってササハタハツでどんなつながりが生まれるのか?というテーマでリサーチを進め、イベントでは下記のような意見を住民のみなさんからいただきました。

• 「幼稚園×パン屋さん」「託児施設×スーパー」など、もっと子育てがしやすくなるようなコラボ
• 「青年館×カフェ」「図書館×テラス」など、地域の魅力を引き出して、人と人とをつなぐコミュニティの中心になるようなコラボ
• お店だけでなく、「若い世代とササハタハツに詳しい高齢者が、もっとコラボできる機会が欲しい」とのご意見も頂きました


問い:ササハタハツに恋していますか?
このチームでは、渋谷区の人口の約3分の1がササハタハツ地区に住んでいることに着目。なぜササハタハツはこんなにも人が住んでいるのか?愛されているのか?ササハタハツの歴史から紐解きリサーチ結果をまとめ、住民の方と意見交換を行いました。

• 来場者にもササハタハツに恋をしているか?を聞いた見たところ、ほとんどの人が「はい」と答えてくれました
• 具体的にササハタハツの好きなところについて、「ササハタハツ恋マップ」を作成しスポットをはってもらいました。公園、銭湯などの憩いの施設や商店街のお店など、笹塚、幡ヶ谷、初台すべての地区でまんべんなく「恋スポット」が挙げられました

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問い:公園で育ててみたいのは?
また、会場では気軽に「投票」できる体験型遊具を設置。
「公園で育ててみたいのは『おはな』か『やさい』のどっち?!」をテーマに、遊具を揺らすことで投票するという体験型遊具も設置しました。多くの人が参加してくれて、最終的な票数は「おはな」730票、「やさい」724票で、僅差にはなりますが「おはな」が票を集めました。


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他にもイベントの運営スタッフとしてなど、様々なかかわり方で来場者の方と交流させて頂くことができました。

SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYAに参加させてもらい、各テーマに対する地域の方の意見はもちろん、皆さんのササハタハツに対する愛情や「もっとこうなってくれると嬉しい!」といった熱い思いに触れることができました。これからもgoodpass調査団は、地域の方との交流を大切にしながら、皆さんにとっての「goodなまち」とは何かについて、リサーチを続けていきたいと思います!


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