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This is Me! #20 ~すべらない話~

皆様こんにちは!
梅雨明けしましたが・・・先日まで連日大雨・・・気持ちも晴れない日が続いておりましたね。

そんな雨の日の運転は視界不良になることはもちろんですが、路面が滑りやすく非常に危険です。

そこで今回は、泉店メカニックの畠山さんに車がスリップしないためにはどうしたらいいか聞いてみました!

Q.そもそもですがタイヤのスリップサインはあるのでしょうか?
畠山 「タイヤの側面にある三角マーク(△)を確認してください。
(メーカーによって異なりますが)三角マークはタイヤに4~9ヶ所ほどあります。
タイヤの摩耗が進むにつれて、三角マークの延長線上にスリップサインが現れるという仕組みなんです。」

Q.スリップサインは側面にあるんですね。タイヤの寿命・交換時期を教えてください。※夏タイヤの場合
畠山 「タイヤの寿命は、残り溝50%、平均4㎜と言われています。ちなみに法律では残溝1.6㎜までとされているので車検も通らないのでお気をつけください。」

Q.やはりタイヤの溝が減ると危険なんでしょうか??
畠山「タイヤのパンク・バーストはもちろんですが、ハイドロプレーニング現象に陥ってしまうからなんです。」

Q.ハイドロプレーニング現象とは何ですか??
畠山「ハイドロプレーニング現象とは、水がタイヤの下に入り、タイヤを路面から浮かしてしまう現象のことです。
例えば水たまりなどを走行した際に、滑ってブレーキやハンドルが効かなくなる現象で実際に経験し怖い思いをされた方もいるのではないでしょうか?
前段でもお話しましたが一般的な新品タイヤの溝の深さ4㎜になってしまうとハイドロプレーニング現象が起きやすく非常に危険なんです!
タイヤの溝がないとタイヤの下に入り込んだ水を排出することができず簡単にハイドロプレーニングの餌食になってしまいます。」

Q.非常に怖い現象ですね・・・そのような事態が起きないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
畠山「タイヤの溝が半分以下になった場合、まずはスピードの出しすぎや車間距離など走行に十分気を付けてください。
タイヤ交換をおススメしますが心配な方はお近くの店舗にご相談ください。
日々の整備・点検でもタイヤ溝もしっかりとチェックしていますが、気になる方はご自身のタイヤ溝がどのくらいなのか是非意識してみてください。
また、タイヤを長持ちさせる秘訣は、空気圧の点検です。
ガソリンスタンド等でも簡単に点検できるので、こまめに調整・管理することをおススメします。
皆様も基本的な知識を身につけ日々安心で安全なカーライフを送りましょう。」

参考までに溝がないタイヤと新品のタイヤどのくらい違うのかSUBARUの車で比較してみました。

◆走行距離45,000㎞の溝がないタイヤ 車種:フォレスター

◆新車の新品タイヤ 車種:フォレスター

タイヤ溝の差は見てわかる通りですが更にはひび割れもすごい状態です。
このような状態は、非常に危険なのでタイヤ交換がおススメです・・・
皆様も危険な目に遭わないよう常日頃から愛車のタイヤチェックを心掛けにしましょう!

メカニック畠山さんについて

✦名前
畠山真怜(はたけやま まさと)
✦年齢
23歳
✦趣味
バスケット
✦一言
いつもブログを見ていただきありがとうございます!
泉店にお越しの際、タイヤでわからないことがありましたら私に何でも聞いてください!


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