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君は応援されてるか?

台風の影響で延期が決まった運動会がど平日の午前中に開催された。去年も延期で仕事と思いっきりかぶり応援に行けなかった苦い思い出。
反省をいかし延期翌週の午前は出来るだけ打ち合わせを入れないように対処した。結果オーライ。

息子も娘も、たくさんの子供たちも全力だ。
一生懸命走る子供たち。
うちの子供でなくても胸が熱くなる。
目の前の競技に全力を出す。その行為が簡単なようでもう大人の僕らが忘れてしまったものなんだ…って感動しながら気付いたのだ。

出来るだけ力をセーブして、
無駄に体力は使わないよう、
これまでの経験と知識でリスクを回避する、効率を上げる、時間を節約する。そうなっているのが僕ら大人の世界だ。

娘は家で運動会でお披露目するダンスの練習をしていたらしい。息子は今風呂で何秒空気を止めれたかに夢中だ。大人が見るとこどもの夢中な姿は可愛い。応援したくなる。そう、応援したくなるんだ夢中なやつには。

そう思うと自分はだれかに応援されているのか怪しくなった。
それって全力な姿がないからなのかもしれない。
ん、自分って最近全力出した?出してないなぁ…なんて思うのだ。

大人が子供の全力を見て感動するように
子供が大人の全力を見て感動するんじゃないか。
大人が真剣に夢中になってる状況をもっと見せたい。
その前にしっかり全力をぶつけれる大人でなければいけないと思った。

歳を重ねて落ち着いてる場合じゃない。
達観なんてしてはいけない。
目の前の「何か」に夢中でいよう。
全力で手を振って、足を伸ばして、先を見よう。

子供達の方がよっぽどかっこいいな。
そう思わせてくれた運動会。走って駅まで。
ギリギリセーフで打ち合わせに滑り込み。

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。