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冷静さを取り戻す『Calm Wednesday』

「不動産仲介業は、水曜日が休み。契約が水に流れるから!

と声の大きいファンキーな不動産屋に教えてもらった。面白い。
土日は仲介の仕事多そうだし平日休むんだなとかよりも、水曜日の意味を持ってることが面白い。それいいな、俺も作ろう。安直な考え。

カレンダーを振り返ると、5月・6月と非常に忙しく何も予定がない日が各月1日しかなかった。基本1日に打ち合わせが数本。資料を書く時間もない。次のアポの相談がたくさんきて、どんどん埋まってく連鎖である。

逆にこの時期は次の仕事を見つける時期でもあるので僕は出先が多い。同時に資料も書かないといけないが手が回らなく乱筆のメモをスタッフが叩き台で資料化し、それを整形する流れで生き延びた。

しかし、こうも考えることや予定があると次の会議で答えを出し、その次の会議で答えをひねり出すみたいな、其の場凌ぎ感が甚だしい。あまり好きじゃない行為でもあり、一度持ち帰って答えを出す。考えれる時間は移動時間のみ。腰を据えて考える場所は寝る前の寝室。思いついたコンセプトにテンションが上がって寝れずに睡眠不足。

だったら俺も「水曜日で遊ぼう」とおもったわけだ。
水曜日って中日で少しダレたりしない?月曜は頑張りがちなんだけどね。
あと金曜日は飲みにいきたいからすごい速度で仕事が終わる。これは俺だけかもしれない。

そこで「水曜日は冷静になる日=Calm Wednesday」と名付けた。
英語にしたらそれっぽいでしょう。ふふふ。
とにかく打ち合わせは入れない。冷静になって(水をかぶって)今あるミッションを整理する日。そして、資料や言葉やコンセプトをこもって一人でこんこんと書き続ける日とした。今日が初日だけど。

アイデアのワークショップで口すっぱくいってるのが「アイデアに名前をつけよう」ということだった。愛着がわき、なんか自分のものになる。

やることはアホみたくシンプルで。

1)1日の外部やりとりを2箇所にまとめる(13:00/17:00)
2)今あるステルスタスクを洗い出す
3)全てのタスクのプライオリティと必要時間を整理する
4)重要なタスクの下準備をしておく

あらゆる通知やメールや電話は遠ざける。
どこかでまとめてチェックして返信するだけ、1日に2回午後一と夕方で十分だ。まずは積み残しの整理、プライオリティ付け、必要作業時間の洗い出し、重要なタスクの下準備をする。つまり本当冷静に整理する日。

5、6月が少し荒れてしまった自分のペースを少しずつ取り戻す。
自分のペースじゃないとすごい疲れるからね。
この水曜日の使い方が定着するかわかんないけど、曜日思い出すたびに冷静になる日だって思えそうだなと思っている。

さて、仕事。

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。