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あたらしいまいにちノート

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まいにちのあんなこと、こんなこと。
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2019年4月の記事一覧

答えはない。答えにしていくだけ。

あいにくの雨でこたつに突き刺さり、ずっとPCにかじりついていた。いろいろ相談が舞い込んでいるが、GWにつき自社のことを進める。我が家の子供たちは小学生だ。ゴロゴロと漫画読んだりしている。あの頃、自分は何を将来に見ていたかなと思うと、うん、何も考えてない。明日のことすらわからずに先の見えない膨大な退屈と対峙していたように思う。 35歳にもなるとある程度のことは視野が効いてしまう。目の前のことの一杯一杯でもふと先をみると40歳の自分の背中や45歳頃の自分が見え隠れしてぞっとする

ゴールデンウィークのお掃除

朝起きて、土日子供たちと遊び倒した結果、なんかちょっと仕事が恋しくなったので事務所にでている。子供も一緒に。 ガサゴソと会社に行く準備をしていると、子供たちがどこいくの?と聞いてきた。僕は「秘密基地!…のお掃除」と答える。僕は子供たちに会社のことを秘密基地と言っている。楽しい場所だから。「ついてっていい?」って可愛らしい質問に「いいよー」と三人で出社。 近くのバーガーキングで昼飯を食べて、ジュースを買って事務所にイン。 普段、創作時間の方が多すぎて忘れ去っていた事務所の掃除

予定調和を壊していく。

連休前に銀行で限度額超えて支払い手続き。法人はもうちょい幅広くしておいてほしい。結局、窓口手続きで時間をくう。大きなお金の出入りが続く。この規模でこの桁であれば大手はエゲツないのだろう。ゾッとする。小さくあろう。 電車に揺られながらフツフツと煮え切らない感情が湧いてくる。 新しい物事を仕掛けている時には感じない感情。なんだか退屈なのである。スケジュールは埋まっていても退屈は感じる。それは僕にとってストレスだということをずっと前から知っている。 何か新しいことをしようと思っ

若者の正しさセンサー

先日こんなことを呟いた。 これ以降も色々タイムラインに流れてきたり。 改めて思うけど、古い会社のやり方は雇い主側の怠慢なんだなと思う。若者が逃げるようにやめていったとしたら、それはだいぶ危ない状態なんじゃないか。 早々に新卒がやめるのを若者のせいにする流れもあまり好きじゃない。 中にはそういうケースがあるかもしれない。それでも次世代に、ここやべーわって思われる時点で何かがもう遅れている可能性がある。 それは歳を重ねると会社やったり部長になったり少しだけ偉くなって社会にも

僕はその未来を作りたい。

新入社員の歓迎会を終えて帰宅。来年の新卒も含めてワイワイ飲む。 何気にアブさんを飲んでしまった。魔法の酒だ。 僕含めて来年の内定含めると4人になる。1世帯ほどの規模だ。 自分の会社にいてくれていて、こう思ってる、これをやりたいと言う話は本当に嬉しいものだ。そもそもお金を生み出し続けることに憧れはない経営者ではあるので(しっかり生きれる金額があればいいと思っている)自分ではない仲間のあれがしたい、これがしたいは聞いてるだけでワクワクする。 僕は一応社長ではあるが基本的に自分

慌しさに囚われない

子供達の「いってきます!」の声で目がさめる。 そこからしばらくゴロゴロして8時半ごろに布団を出る。鏡に寝癖がすごい自分がうつる。スネ夫みたい。重力が存在しないくらい浮遊している。 コーヒーを飲んでベランダでタバコを吸おうと出るとソファが猫に占拠されている。気を使って、突っ立ったままタバコを1本。体を伸ばして1日が始まる。今日と今週のやるべきことを見直して、メールを送ったり、メッセしたり、日常業務を30分ほどで終わらせる。 今日の我が社は個別稼働。会社の経営的な事務処理とア

さよなら、プランナー。

明日は謎アイデア集団の関西WS。ちょうど2ヶ月前に投稿したこれ。 メンバーが想像を超える80名で動いている。楽しみだ。 そして、なんだかちょうど300枚ほどあった僕の名刺が底を尽きた。 毎度、お世話になっている修美社さんに追加の名刺をお願いしている。 肩書きを消す名刺の肩書きから「プランナー」を消した。肩書きがない名刺になる。 僕とよく遊んでくれている人は、たまに聞くかもしれない。個人的な僕の使命は「プランナーという肩書きを日本から消す」ということ。アイデアを生み出す作業

どうせなら、面白い未来を生きたい。

「知れる・体験できる」という当たり前のことは、とても貴重なことなのだと思う。そういう環境にいるとか、身の回りに研ぎ澄まされたものやそれを作る人と会話できるとか。京都や東京といった大きな街にいると結構身近に起きることだが、それが僕が生まれた北海道の富良野とかになると、ほとんどそういう機会はないのだろうと想像していた。 ここ数年、日本の地方都市へ呼んでいただき町を見る機会が多い。 現地の同世代や若い人たちと出会うこともたくさんある。 能力も申し分ない。行動も出来る。しかし、情報

気付けば信頼している

京都を離れ、神戸へ。この2週間全く別件で神戸入りが多い。 移動時間が好きなので(満員電車はいや)移動しながら考え事をする。まもなく日が暮れそうだ。車窓からあったかい日差しが入ってくる。 目が回りそうなほど色んなことが動いている。 色んな相談を受けて頭がぐるぐる廻る。同時に考えるものでぐるぐるしているうちに、相談が混ざってしまって謎のアイデアが生まれたりしている。整理不足。ペースに慣れなければいけない。 この作業お願いします!というのにまだ慣れない。これまでソロでやってきた

あなたの幸せ教えてください(僕は本屋にいる時間)

もう春なんだけれども、我が家のコタツが新しくなった。 ずっと前から使っていたこたつ。結婚してから買ったものだから10年選手か。 子供も二人すくすく育ち、巨大化し、こたつは人と猫の奪い合いとなる。 足を入れれば誰かの足もしくは猫。そんなとき、無印良品に横長いコタツがあったことを思い出す。無印週間。即決で買うに至る。 我が家はオールスタッフインドア派だ。週末春の陽気にも誘われず、家で過ごしたりする。そんな我が家にとってコタツが二倍になることは面積以上の意味があった。幸福度10倍

奴隷じゃないんだから。

10時から19時まで9時間。うちのだいたいの業務時間。 忙しい時でも19時に終える。明日の俺頑張れ。暇だと帰る。帰ってゲームするか、酒でも飲みに行く。だって暇なんだもん。決まりだからと定時までいるの当たり前の社会のルールかもしれないけど、その当たり前どうかしてると思うよ、だって仕事ないんでしょ?帰って勉強でもしたらいい。息抜きに出ればいい。 絶賛子育て中のうちのイソさんは3時半には帰る。今は新卒がいるから出社多いけど、月に数回会うとかそんな感じ。ビデオ会議とかでは会うけどね

僕も君も同じ場所にいた。

新しく新卒が入り、今後のキャリアについて話をする機会があった。 果たして僕が素晴らしいキャリアを築けたかはわからない。しかし、今日に至るまでに気づいたことというのもたくさんある。社会人スタートして2週間たって、いろんな不安もあるだろう。何かおじさんにでも伝えれることは伝えておこうと思った次第。 乱気流な未来にどう生きる?僕は面白い!と思っているし、人によっては暗い顔をするかもしれないが、僕たちが暮らす日本は色々どうあがいても今の大きな流れの中で右肩下がりの成長というか老いを

五月雨日記

外では雨がパラパラと降っている。久々の日記。まいにち日記ではもはやないのだけれど、こちらの毎日は慌ただしく充実した日々に埋め尽くされていて10分ほどの休憩時間で書いていた時間さえ、あまり取れず考える時にタバコを吸う癖で事務所のベランダにいる時間だけが増えていく。 この2週間は近畿圏を右往左往しながら、どうにか毎日更新できないかと思っていたが、時間の余裕ではなく心の余裕がいささかたりてないと書くことができないことがよくわかった。ダメな意味で心の余裕がないのではなく、新しい考え

土曜日の桜

なんだかんだ今週はほとんど飲み会だった。どれも良い時間。たくさん笑った。週末は家族とゆっくり過ごす。おやつと酒を少しだけ買って妻と桜の木下でゴロゴロしながら公園で遊ぶ子供達を眺める土曜日。風がふわりと心地よく、やっと訪れた春を感じる。 公園には赤ちゃんから老人までたくさんの命があるんだと眺めていた。シワシワのおじいちゃん、おばあちゃんとツルッツルの赤ちゃん。その間くらいの僕ら。みんな綺麗に咲いた桜を見上げている。かつてそうだった姿と今後そうなる姿。でもやっていることは桜を愛