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🍺ビールに代わる日記🍺

プランナーとして考え続ける日々や経営しながら苦悩する日々をつらつらと書いていきます。読者の質問には全て答えていこうと思っています。 頻度:最低週1回(月4本更新〜) 対象:幅広く…
このマガジンを購読すると時々心が楽になったり、スーパーどうでもいい日記もあるんですが回り回って松倉…
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#人間

他人の期待に応える必要なんてない

なぜか連続して村田沙耶香さんの「コンビニ人間」と大人計画の「ふくすけ2024」をみた。小説と舞台。ジャンルが違うようで偶然だが、自分を含む多くの人々が作る抑圧された社会の中で生きる人間の話だった。 「コンビニ人間」の主人公は、他の人とは少しズレたまま、そのズレを補正できずに生きてきた大学生がコンビニのバイトに出会い、店員という役割を演じている時だけは、社会の一部として生きていけている実感があり、38歳までバイトを続けながらも地震ではなく周囲のライフステージの違いでまた異端視

骨と光

滋賀の撮影中、鹿の骨を拾った。 朽ち果てた廃屋の入り口に横たわったままの形状で頭から背骨まで横たわっていた。動物や虫たちが土に返す途中。どうしても骨だけは残る。 ひょいと素手で持ち上げると撮影クルーの一人が「持って帰るんですか?」と驚いた。そうか、俺のデスク骨だらけなの知らない子だった。 人生で、骨を買うことはない。 行き当たりばったりで出会った骨は拾って帰っている。 どうせ土にも帰れない。そして、この骨にもう魂はない。 骨を持ち帰ることに抵抗感を覚える人もいる。なんだろう

この今は、かつてあなたが選んだ未来

ふらっと散歩すると分かりやすく豪華な桜の風景を終えて、実はその足元で粛々と育ってきた生き物たちの存在感が増している。カメラを持って歩くだけで足元には新たな生き物が誕生している。いい季節だ。 僕の元には無数の相談が来る。企業から個人まで。さまざまだ。 その多くが自分の意思で生きている感覚を感じて、悩みあぐねていることに対して、どう思うのかを率直な意見として求められる。 おいおい、悩んでないとでも思っているのか。まぁいいけれど。 悩みや課題というものは、今急に巻き起こることで