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読書日記(2024.3.13) 渋江抽斎

学生時代に買った森鴎外の『渋江抽斎』の冒頭を少し読んだ。


森鴎外が古書を買い集めていたら、渋江抽斎の蔵書印の押してあるものに多数出会い、渋江抽斎について調べ始めるという、探偵小説みたいな冒頭だった。

学生時代には冒頭で挫折したが、読書会をやって森鴎外の小説は結構読んだので、すらすら読めた。

市井に埋もれた人物を、鴎外が文章の中で再現していくという営みを通して、渋江抽斎のアピアランスが、目の前に立ち上がってくるのがわかり、少し興奮した。

今日、午前中に確定申告に行き、帰りにラーメンを食ってきた。ラーメン屋の開店まで、時間を潰すために本屋を物色してきた。

ネットで知った本を手に取って読んだ。本も高い。見たことあるのを何冊か手にとって、こんなの出版する必要あるんだろうかという気がして、寂しかった。

山歩きコーナーを見ていたら、信州北信の里山イラストマップがあった。


めくってみたら地元の里山が詳しく紹介されていた。

あったかくなってきたら、これをみながらまた山歩きしようかなと思った。

(おわり)







お志有難うございます。