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【2020】さわかみ関西独立リーグ開幕前夜

ついに開幕

そんなわけで4月に開幕するはずだったさわかみ関西独立リーグ、ついに明日開幕します。

6月14日には早くも観客を入れて開催も予定。とはいえ明日明後日両日とも雨が不安。

しかししかし、30試合とは言え楽しみなことは変わらない。

各球団の楽しみな点などを挙げていきたいと思います。

兵庫ブルーサンダーズ

今季から監督が橋本大祐にバトンタッチ。

インパルスからの昇格、早期の補強により、有望な選手が多数集まっている。
中でも外野手の梶木翔馬がオープン戦(中断前)で6割を超える打率をマーク。主軸の小山一樹の前後にはアンディ吉村尚馬柏木寿志ら巧打と俊足が光る選手がそろっている。また、二刀流で出場した藤山大地もバットで結果を出している。

投手陣は藤山大地、カベンゲという昨年いたメンバーに加え、落合秀市、小笠原智一、山科颯太郎ら若く素材が光る選手がそろった。
オープン戦で結果を出した清水健介らが活躍する間に、閉幕までに独り立ちする選手を作っていきたい。

06BULLS

0.5ゲーム差で優勝を逃した昨年。新たに投手コーチとして谷口功一が加わった。

2年連続本塁打王の孫入優希が移籍したが、出口航平、奥田一弘、花岡雄一、永田雅樹らリーグ屈指の破壊力を持つ打線は健在。さらにそこに履正社高でクリーンナップを打っていた千原和希が加入。和田一晟の復帰などもあり、選手層も厚くなった。リードオフマン花岡洋平を筆頭にどこからでも走る野球も健在。

投手陣は昨年の最多勝川咲寛司、セーブ王白戸颯、草間サトル、杉本充希を中心に整っている。先発から杉本、白戸につなぐ継投が確立されつつあり、先発が6回7回まで粘ることができれば大崩れもしなさそうだ。

和歌山ファイティングバーズ

メンバーは18人と少ないが、実績のある選手が移籍したことにより、実力は抜きんでている。

野手では2年ぶりの復帰となる松本昌大大前拓也を筆頭に、ホームラン王甘露寺仁房が加入。そこに実績のある生島大輔、昨年4本塁打の西河洋樹が続き、今年20歳となる深谷力が巧打を放つ。切れ目のない打線は南紀名物三段壁のように相手投手に立ちはだかる。

投手は昨年最多勝の岡田海、4勝を挙げた河合一道、来る日も来る日も投げ続けた山川直人らが中心。そこに加え、杉本大樹が練習試合堺戦で自責点なしの好投を披露。人数は少ないが、総合力は決して低くない。

堺シュライクス

オープン戦で1イニング11得点を記録するなど、昨年リーグ1位の打率を誇った打線は今季も健在。

内野手が多く入り、大神康輔、樋口勇次、今井寿希也という巧打堅守の選手が加入したことにより、コンバートが促進。また怪我をしていた平岡楓、赤城圭佑が復帰し、それぞれ快打を放っている。
いかに上位で出塁し、大友健史、鶴巻璃士につなぐかがカギとなる。

投手は吉田亘輝が絶好調。昨年多かった四球もほとんど出さず、快投を続けている。佐野太河、岸本敦貴が先発要員となるが、守護神上田優斗につなぐまでの投手を確立していきたい。

展望

そんな感じで4球団ご紹介しました。

今季リーグからお声がけいただき、取材などをさせていただいておりますが、昨年と違うのは「野球への取り組み方」「意識」

インタビューをさせていただいて、驚いたことがいくつかありました。そのうちの一つがこのお話。

地域のために、自分たちのためにどうすればいいだろうかということを考え続けていた西河選手。実際和歌山ファイティングバーズはオープン戦、練習試合ともに打線が好調。そりゃあ30歳に近い脂の乗った選手たちが多いこともありますが、それだけじゃない。何のために野球をやるかという「プロ意識」をそこからひしひしと感じました。

ぜひそんな彼らを球場でまず一度見ていただければと思います。

合わせて↓もご一読いただけますと幸いです。開幕前夜シリーズは本当に開幕前夜ですね。。。


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