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【検証?】全てのガラルポケモンはカードで活躍したのか

こんにちは。
先日『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の情報が発表されました。いや~楽しみですね。

その一方で、最新作の機運が高まるということは、同時に現行シリーズ『ソード・シールド』の終わりが近づいてくることも感じさせます


…というわけで!!!

この記事では、『ソード・シールド』で登場したポケモン達が、ポケモンカードでどんな活躍をしたかを振り返っていきたいと思います!

あわよくば全ポケモン(全種族)が競技で活躍してたら良いよね!!

本来は剣盾のパック出尽くしてからやった方が適切かもしれないけど、その時にはスカバイのことしか考えられなくなってるだろうし、今目立った活躍が見られないポケモンを洗い出しておくことで、残りの剣盾シリーズで彼らの強いカードが発行された時の楽しみが増えるかもなので…!

評価方法

各種族について、目立った活躍をしたカードについて記録。

「活躍」の基準として、可能であれば競技シーンでの活躍を、それが思いつかない場合は何か面白いカードについて言及する。

一応、そういう需要もあるかと思うのでランク付けもしておきます。
(が、境界線は曖昧です。)

S:超汎用パーツや、長期間環境に存在したデッキのキーカードなど、カード剣盾を語るのに欠かせないカード
A:一時期、環境デッキとなった山を支えるカードや、環境デッキの有力なサブアタッカーなど。Aとの線引きは曖昧。
B:何度か入賞報告が見られるなど、確かな実力を持つカード
C:シティ入賞など、何かしら結果を出したカード
未記入:よくわからない(≠弱い)


(一応S4以降のシティリーグの結果は全部目を通したことがあるけど)記憶とTwitterでの軽いサーチだけで書いてるためガバがあること、全て筆者の独断と偏見によって書かれていること、登場する全てのカード、デッキを実際に使ったことがあるわけではないことをご了承いただきたい。

あと、ポケモンや執筆時の気分で露骨に文章量が増減します。

それではやっていきましょう

ゴリランダー


ボルテージビート :A

破格の性能を持つエネ加速特性がウリ。主にモクロー&アローラナッシーを使って立てる。タッグコール一枚からゴリランダーを後手1から立てられるのが強力。有力なエネ加速先である「ダダリンVMAX」の登場以降、目立った活躍を見せるように。S4a環境ではTier2~3くらいの位置に堅実に居座り、その後もグリーンパーフェクションに回帰したりしながらモクナシのレギュ落ちまで定期的にシティ入賞を続けた。

エースバーン


・エースバーンVMAX :B

実はVMAXクライマックスVMAXライジング環境で結構強かったポケモン。入れ替えやマオスイなどでフィールドを往復しながらカウンターを叩き込む。シンプルなテキストながらも強力かつ、動かしてみると見た目の印象ほど大味ではないという、剣盾初期の調整を象徴するような一枚。

他にも海外の非公式レギュではあるがLimitlessで三神禁止された時強かったリベロエースバーン、一撃エースバーンVAMX、「かじばのちから」なども強力。ファミポケのも良いよね。
環境トップの衝撃はなくともいぶし銀な活躍を見せる良ポケモン。

インテレオン


・ジメレオン(裏工作) S
・インテレオン(裏工作) S
・インテレオンVMAX B
・メッソン(どんどんよぶ) S
・インテレオン(クイックシューター) S
・インテレオンVMAX(キョダイ) A

説明不要。

ヨクバリス


・ヨクバリスVMAX B

メッソンをぶちのめせ。
ちゃんと160打点を持っているのでVMAX同士の殴り合いで引けを取らずに戦えて、まるもうけを狙いにくい相手とも先殴りできれば戦える、一発屋に終わらない堅実な性能が特徴。無色などで構築の幅が広い。
流行していたクワガノンに刺さった。

アーマーガア


・アーマーガアVMAX B

メタルトランス+モミによる、由緒正しきトランスまんたんギミックで長期戦を行う鋼ポケモン。扱いやすく強力な240打点、逃げエネ0,それなのに体力も320もあったりとスタッツがとても高い。

主にS7環境で使われた記憶。

イオルブ


・イオルブVMAX B
・エボルコントロール B

S4~4a環境でチラホラ活躍が見られたポケモン。普通に書いてあることが強い。
雷デッキと混色で組まれることもあり、イオルブが苦手なコズガをクワガノンが、雷の天敵のセキタンザンをイオルブが対処することができた。
エクストラ環境でも活躍。黒い手のヨノワールとの組み合わせが凶悪。

エクストラのイオルブといえばこちらも見逃せない

エクストラにはスタンの4倍ほどの2進化ポケモンが存在する(&特性目当てでの運用となるのでインフレを度外視できる)ため当然強い。

陰湿な特性を持つポケモンを並べてロックする。


フォクスライ


「けむにまく」とか「ファンブルハンド」とか、面白そうなカードが多い

ワタシラガ

・ワタシラガV :S

汎用カード。主な就職先は三神ザシアンやコズガなど。前者はボスの指令、後者は溶接工など特定のサポートの宣言がキモとなる、かつ前のめりなデッキで好まれた。
また、リソース管理が困難となる剣盾初期では、特定のサポを任意で使うことが難しかったため、そこへのアプローチとしてのデザインとも読み取れる。
潤滑油が豊富になった&Vを晒すリスクが高まった最近ではあまり見ないが(それでも使っているデッキはある)、当時は本当に強いカードだった。

・わたはこび :C

コズガやレジドラゴが入賞してた。進化元のヒメンカがチョー強く、ヒメンカで生き物、ワタシラガでエネというゲームに最低限必要な要素がコンプリートされるのが強力。

・ヒメンカ :C

地味に「なかまをよぶ」ヒメンカが強い。ロストマーチやサダイジャなどで、進化先のカードを使わないにも関わらず採用されることもあった。

バイウールー


・バイウールーV  B

スタッツがたっけえシリーズ。コズガや超MMなど、無色タイプらしい汎用性を誇った。

カジリガメ

・カジリガメVMAX C

実は台湾のCL(相当の規模の大会)で入賞しているカード。(アクアパッチが使えた?)日本でも使用報告は多い。
技はコインだが下ぶれてもデデンネワンパン、VMAX2パンで優秀な160打点。コイン表なら240で種Vワンパン、オルジェネ込みで270まで伸びる。

パルスワン


・パルスワンV :A
・パルスワンVMAX :B
・パルスワン :C

ピカゼクのスーパーサブとして生まれ、エクストラでのたうち回りながら雷の諸々がレギュ落ちした後は「ブルーピカゼク」など新時代の雷デッキの核となり、ピカゼクのレギュ落ち直前にはパルスワンVMAXを獲得して環境に殴り込み

後攻1ターン目の送電が強力なのは勿論、ライトニングストームも最強。「相手のエレキパワーがいくつか切れたのを見て安心してけどパルスワン忘れててワンパンされた」「ピカゼク放置してたらパルスワンが化け物になって詰んだ」などの思い出がある人も多いはず。当然メインアタッカーにしてもヨシ。

個人的には、パルスワンVMAXの「パルスワンVのコンセプトを継承した強化形態」というデザインが好きなので、この方向性のVMAX、VSTARはもっと増やしてほしいと思った。

最近は非エクパルスワンが注目されてる

セキタンザン

・セキタンザンVMAX :A

「なんか強いってのはわかるけど三神に勝てないからイマイチだな~」なんて言われながら迎えたCL横浜、そこには無数のセキタンザンが!!

その後はCLによる強い構築の共有もあり環境に定着。紆余曲折あり、最終的には三神に有利なデッキになってしまった。
人によって回復に寄せたり安定に寄せたり、中にはカルゴ以外の潤滑油を使う人もいたりで色んな構築を眺めているだけでも楽しい良デッキ。

アップリュー/タルップル

・アップルドロップ :C
・きょうさんねんえき :C
・おいしいかおり :C

アップリューは独自の性能から様々な個性派デッキに使われた。最近ではアップリュー軸のダイケンキが入賞したのが記憶に新しい。
また、きょうさんねんえきはゾロアークの変化先として、ヒスイウインディなどで活躍中
おいしいかおりはリーフィアVMAXに採用されたものが度々入賞していた。ベンチを狩りつくすことができるデッキなので結構相性が良い。

サダイジャ


・サダイジャVMAX :C

アルセウスVSTARと組み合わせて使われていたそうな

それはそうと、スタートデッキ100で対戦するときのサダイジャVはドン引きするくらい強い。

ウッウ

・ウッウV :A

汎用性の鬼。特に溶接工デッキでは序盤のパーツ回収をしながらボスを使わずともデデンネを倒せるので強力。

・ウッウVMAX :C

後にウッウVMAXを獲得。くちばしキャッチが2進化のポリ乙立てるのに便利な点、スピットシュートがリサイクルエネと理論上好相性な点等、噛み合いポイントが高い良強化。

カマスジョー

・ねらってくしざし

書いてあることは結構凶悪。環境にベンチバリア系統が存在し続けたからか競技での活躍はあまり見られなかったが、ポテンシャルは充分にある。サイド3の相手に強い。

ストリンダー


・ストリンダーVMAX C

某ソルガレオ◇に競技の場を潰されたためシティでの活躍などは見られないが、別に弱いカードではない。

マルヤクデ

・マルヤクデVMAX :A

溶接工を使えば最強、使かわないターンがあってもOKという柔軟さから、様々な型が使われてきた。メタゲーム上最も美味しいであろうタイミングは某アレに阻まれたものの、それでもしっかり実績を残し、剣盾1年目の約半分以上で環境に存在した凄いポケモン。ワザ一つだけのポケモンでここまで多彩な戦術が組めるのかと驚かされる。

オトスパス

ダーテングGXと同等の威力、エネ要求(色だけ違う)のワザを、非エクの1進化が使えるので強力。一見噛み合っていない特性も、相手がこちらの手札を削ぐために自信の入れ替え札を雑に切ったりする行為にプレッシャーをかけることができる。
「貼り返せないガラル鉱山」に幽閉される可能性がある下でのプレイ、思ったよりも厄介ですよ。

ポットデス

・マッドパーティ :A

登場時には「強そうなのはわかるけど三神がなあ…」という評価だったが、CL横浜でジラーチ◇を携え、ダークホースとして大活躍。その後シティでも一瞬メタゲームの中心に。
コンセプト自体は「よるのこうしん」の焼き直しだが、XY時代のインチキ潤滑油が殆ど没収されたり、一方でティーブレイクで回すという概念が生まれ、あちらが種主体のデッキであったのに対しこちらは進化デッキの性質が濃くなるなどのことから、結果として別物の使用感のデッキに仕上がったのは流石としか言えない。

ちなみにエクストラではお察しの通り強い。

ブリムオン

・マインドハット 

毎ターン確定で相手の手札を「トラッシュ」できるという、極めて珍しい特性を持つ。イオルブで変なことしよう

オーロンゲ


・オーロンゲVMAX :C

2年目初期で大幅強化を受けたポケモン。マニューラGXで悪エネを自由に動かせるのだが、ここにガラルファイヤーが登場して悪エネが簡単に溜まるようになり、モミでの全回復が行えるようになった。

より強力な悪MMにシェアが集まったこともあり環境に定着することは無かったものの、一時期強かったことは確か。

タチフサグマ

・ブロッキング :A
・ジグザグマ(かんしゃくヘッド):S

ジグザグマは言わずもがな。特に剣盾初期はドラパにダイナに引っ張りだこだった。

そこから進化するタチフサグマ。登場したS1環境はタッグチームだらけで、しかもマトモなベンチ呼びがカスタムキャッチャーorグレートキャッチャーな環境だったためタチフサグマの刺さりはとても良かった。VMAXともヤミラミと組み合わせ得て戦える。

・むじひないちげき :B

S8で登場したタチフサグマ。進化元やクイックシューターを使えば簡単に1エネ150を出すことができ、当時は裏工作で2進化を容易に立てることができたたこと、最強のミュウの弱点を付けたこと、例によって三神はブロッキングで詰められたことから、クワガノンの陰に隠れた強力な2進化デッキとして存在していた。

ニャイキング

・はがねのせいしん :B

剣盾初期の三神ザシアンに入っていたカード。タッグチームに強く出れるようになる。「くちたけん」獲得後はスピザシでの採用も増加、同様にタッグチームを簡単に倒せるようになった。

・ガラルニャース(しんかのおたけび) :B

ガラルニャース単体でも、特性で手札を減らす、あるいはトラッシュを肥やすためにしばしば使われる。特に最近ではヒスイウインディでの採用が目立つ

サニゴーン

かわいい。ガラルサニーゴのイラストがバズったらしい。

ネギガナイト

・ガラルネギガナイトV :A

サブアタ兼ザマゼンタへのメタとしてセキタンザンに高確率で採用。単体でデッキの核となることも。

バリコオル

・マッドパーティ :A
ポットデスの項で説明。

あとバリアフリーをセキタンザンに入れて入賞してる人いたよね。イベルタルGXとかルカメタにちょっと強くなる。

デスバーン

・うらみをばらまく

剣盾1年目、非エクの不遇が嘆かれていた時代にコイツ使えるんじゃないかと試行錯誤されてたやつ

マホイップ

・マホイップVMAX :A

こくばでエネつけてぶっ飛ばす!弱点分散もできて偉いぞ!
一時期では入賞する黒馬の大半がマホイップ型になったことも。

タイレーツ

・れんげきのじん :B

連撃デッキで手軽に動かせるサブアタッカー。連撃ウーラオスにたまに採用されていた他、S9~s9a環境でのインテレオンVMAXでもしばしば採用された。アルセウスVSTARへの打点になるのが強力。

・チームアタック

CL銀座でヨネダ選手が使ってたのが印象的。明確に不利な相手が何かしら環境に存在したため競技シーンは振るわなかったが、デッキパワーはとても高い。

バチンウニ

シールド戦で強かった。

イシヘンジン

・イシヘンジンVMAX C

一定の熱狂的ファンを持つ『イシヘンジン単』デッキ。海外で使われることが多い印象。メタゲームの状況次第で刺さるポテンシャルを持ち、特にS8環境においては、悪デッキの弱点をつけること、回復重視の単構築であるため狙撃系に強く、クワガノンに対してはリソースを吐かせ切ることも期待できることなどもあり、注目された。

・イシヘンジン C

初期の一撃デッキの非エクサブアタッカー枠として入っていた。

コオリッポ

・ブロックスライダー :B

VMAXクライマックス発売直後のフュージョンデッキに好んで採用された。大型ポケモンを一撃で滅ぼすメロエッタとは違い、こちらは非エクの処理が得意。フュージョンの構築がまとまっていくにつれて抜け落ちた。

イエッサン

・イエッサンV :B

主に炎MMに(超エネをタッチしながら)採用された印象。ミラーやマルヤクデへのメタとなる。


モルペコ


・モルペコV :A
・モルペコVMAX :B

エレキホイールでピッピ人形を押し付けながら殴る、通称『モルペコドール』のメイン。S1環境で活躍。例によってベンチ呼び手段が死んでいたため強力だった。フィニッシャーやサブプランとしてモルペコVMAXを使えるのも良い。

最近、パルキアVを討伐できる点が評価され、シティで何度か入賞するようになった。

ダイオウドウ


・ダイオウドウVMAX

「モミ」「ドータクン」が公開されたタイミングで、高耐久(ムキムキパッドでもっと硬くなる)、かつ使いやすい打点のダイオウドウVMAXが注目された。
ちなみに非エクの象さんも打点が出る

パッチラゴン/パッチルドン/ウオノラゴン/ウオチルドン

・パッチラゴンVMAX :A

『パッチラゴン単』の主役。こちらもイシヘンジン同様、S8環境での活躍が目立った印象。

ジュラルドン

・ジュラルドンVMAX :A

登場後(S7)はヘルガーと組み合わせた「一撃ジュラルドン」、ドータクン等の鋼サポートを盛り込んだオーソドックスな「鋼ジュラルドン」が登場、S8では単構築に近い形のジュラルドンが目立ち、アルセウスが登場したS9以降はアルセウスジュラルドンとして環境入りした…というように、何度も構築を変化させながら環境に存在し続けているポケモン。

一見環境に左右されるメタカードに見えるが、HP330のVMAXが220を連打できる事象がとても強いので見た目以上にいつでも活躍でき、その上で特性によって一部のデッキを抑え込むことによって高い成績を収めている。特にアルセウスジュラルドンは2-3-3の押し付けが強力なため、基本エネ主体のデッキでも素直に殴ってくる相手(白馬アルセウスなど)になら安定して戦える。

構築の幅も広く、VMAXの「デカくて強い」という遊びの体現もしている良カード。

・メタルシャープナー :C

ジュナイパーキラー。一時期の三神ザシアンに入っていた。

ドラパルト

ドラパルトVMAX :S

S2で登場した、とにかく技のコスパが高いポケモン。某アレに大会は潰されるも、CL銀座で強さを知らしめたポケモン。その後はムゲンダイナに追い出されるもちょくちょく競技に顔を出していた。

S5では連撃ウーラオスと組み合わせた『連ドラ』が成立。ドラパの弱点を連ウで補完しつつ、ドラパでばら撒いて連ウで絡めとるという戦法を取る。

また、レベルボールなどでメッソンラインが強化されたことにより、ドラパ主体のデッキも強化。自身の展開に裏工作を強く使える他、相手のメッソンを簡単に狩りつくすことができる点が追い風に。

超弱点を付けることも評価され、海外でのC落ち直後の環境では環境トップに。環境デッキと呼ばれなくなった時期でも、毎シーズンどこかしらのシティリーグで入賞するしぶとさを見せる。また、スペックの高さからエクストラでも長期にわたって活躍。

神出鬼没さと執念深さを兼ね備えた、正に亡霊のようなデッキとなった。(誉めてる)

ザシアン/ザマゼンタ


・ザシアンV :S

ザシアンは言わずもがな。汎用ドローとエネ加速、異常なコスパの技で誰もが認める剣盾1年目の王者となった。型も三神ザシアン、ルカメタザシアン、コンボザシアン、スピードザシアン、と豊富。ドロー目的でコズガやLOにも採用された。2年目以降も、初期ほど使われなくなったものの最前線で戦い続けた。現在はディアルガVSTARに採用される。

・ザマゼンタV :S


ザマゼンタも、ザシアンほど目立つ存在ではないものの剣盾を語るに欠かせないカード。ムゲンダイナが登場したS3以降、ムゲンダイナをはじめとした旬のVMAXへのメタカードとして「三神ザシアン」に採用された。また、同じくムゲンダイナを強烈に意識した「ルカメタザシアン」でもまた、VMAXデッキに対しての切り札として強く使われた。前者は三神ザシアンがファイヤーに寄せられるにしたがってザマゼンタ不採用も減っていったが、後者のデッキではむしろ環境にVMAXが続々と増えていったためザマゼンタも重要な立ち位置を維持し、最終的には「くちたたて」も採用される、ザマゼンタ要素の強いデッキになった。

ムゲンダイナ

・ムゲンダイナV  :S

悪の道を志す者は誰でも受け入れ、従わせるカリスマとあらゆる手段で敵を殲滅する非道さを持った、悪の頂点たるポケモン。毒だけど。

初期ではマニューラ型、ジグザグマ+イベルタルのパッケージを採用したオーソドックスな型の2通りが目立ち、その後は後者にまとまった。その後、S4環境ではコズガへのメタを意識した「無人ダイナ」に派生。S4aで覚醒ドガースを獲得し「ドガスダイナ」が主流に。
S5aでガラルファイヤーVを獲得し、エネ付け替えを強く使った構築に。S6ではレパルダスを手に入れ、黒馬へのメタの役割も期待され、強力なデッキとして環境に完全復帰。
S6aではブラッキーVを獲得、ブラッキーを多投しベンチを狩りつくすデッキが主体に。冒険家の発見も使われた。
S8ではクワガノンを止めることを主な目的とし、ドガスダイナに回帰。ドガスとブラッキーのハイブリットが多く見られた。
現在ではブラッキーの代わりにヒスイダイケンキを組み込んだ「DDD」が主流に。ダークパッチでエネ回りも強化された。

コイツに関しては剣盾終わったあたりでガッツリ解説したいので、是非剣盾を完走してほしい

ウーラオス

・いちげきウーラオスVMAX :A
・れんげきウーラオスVMAX :S

一撃は初期は期待されてたが事故率故に振るわず、しかしブラッキーを獲得し環境の一角に。

連撃は剣盾2年目の覇者。S9a環境でもアルセウスと一緒に暴れてた。出張性能もとっても高い。

ザルード

・ザルードV :B

モクナシ系統にたまに入っていた。リーフィアに入っていたことも

レジエレキ/レジドラゴ

・テラスパーク  :A

ギガスデッキでパルキアメタや逃げ0などの要因から(ターゲットボルトと比べて)好んで採用されたほか、モココ系統でも使われた。

・りゅうのひほう :A

レジパーツ。

ブリザポス/レイスポス/バドレックス

・はくばバドレックスVMAX :S
・こくばバドレックスV :B
・こくばバドレックスVMAX :S

白馬は登場からS9aの中期くらいまで(多少のぶれがありつつも)環境に居座り続けたバケモン。現在は白馬パルキアや白馬アルセウスとしてたまに使われる。
黒馬は主にS6~S7、S8末期で使われた。白馬ほど長く使われたわけではないが、全盛期の勢いは黒馬が優るだろう。これに対処するためにガラルファイヤーV入りのデッキが数多く生まれた。クワガノン流行後はシャドーミストやナイトウォッチャーの性能が注目され、悪デッキが環境にいないタイミングを見計らって使われた。

おわりに

いろんなガラルポケモン使われてて良かった!!
ガラル地方最高!!!!


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