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8月30日(2014年) 大宮を3タテした締めの大勝

 もう5シーズン行われていないが、浦和レッズと大宮アルディージャのさいたまダービーは、勝敗が拮抗していたことで知られている。
 2005年に大宮がJ1昇格してから前回降格した2017年まで、リーグ戦でレッズの9勝7分け8敗(途中1シーズン、大宮はJ2)。05年以降と言えば、レッズが優勝争いをしていた時期も少なくなく、ほぼ互角のこの数字は、チームの順位が反映されているものではなく、「ダービーは別物」と言われるゆえんだ。

 2014年8月30日(土)、浦和レッズは埼玉スタジアムに大宮アルディージャを迎えて、J1リーグ第20節を行い、4-0で勝利した。4-0というスコアはさいたまダービーにおける最多得点タイだった。

 立ち上がりからレッズが大攻勢を掛けた。シュートがGKにセーブされたり、バーに嫌われたりとなかなかゴールを割れなかったが、33分に梅崎司が先制すると、36分にも興梠が2点目を挙げた。後半も森脇、宇賀神がゴールし、前年に続いて4-0の大勝を収めた。

4点のスコアラーが全部違うのは何となくうれしい

 それだけではない。このシーズン、アウェイで行われた第13節も2-0でレッズが勝利。さいたまダービーで2タテするのは、レッズがリーグ優勝した2006年以来2度目だった。 もっと言えば、この2014年はナビスコカップでも同組になり、そこでも2-1でレッズが勝っている。 公式戦で3度大宮と対戦し、3度とも勝利。何と素晴らしいシーズンだったのだろう。この8月30日の試合は、その締めの大勝だったのだ。

 だが、大宮を3タテしたからと言って全体の成績がすごく良かったかというと、そうではなく、この年はリーグ優勝目前でガンバ大阪にかっさらわれた、超が付く悔しいシーズンだった。

 さて、みなさんは2014年8月30日、何をして何を感じていましたか?

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