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7月20日(2019年) タカが2年ぶりにレッズでプレー

 2019年7月20日(日)、浦和レッズはエコパスタジアムに乗り込んで、ジュビロ磐田とJ1リーグ第20節を行い、3-1で勝利した。6月に復帰した関根貴大が、この試合から先発出場した。

MDPから

 このシーズン、前年途中から指揮を執ったオズワルド・オリヴェイラ監督が5月末に解任され、大槻毅監督が就任。ACLではラウンド16を突破しベスト8に進んだが、Jリーグでは中位を前後していた。
 そんな中、関根がレッズに戻って来るというニュースが飛び込んできた。

 レッズアカデミーで6年間育ち2014年にトップ昇格した関根は、Jリーグ107試合出場13得点という成績を残し、2017年8月にドイツのFCインゴルシュタット04へ移籍。期限付き移籍でベルギーのシント=トロイデンVVでプレーしていた。移籍直前の2017年7月1日には、この年の年間ベストゴールとなる6人抜きゴールを挙げていた。

 6月28日、大原での復帰初練習を終えた関根は「本当に必要とされるクラブで自分の力を発揮したいと思った。このチームでまたタイトルを獲って、自分の価値をどんどん上げていければといいと思ってこの決断をした」と復帰の理由を語った。
 そして、ヨーロッパでの2年間が自分をどう変えたかについては「ピッチの上でしか語れないと思う。自分がどう成長してきたかをピッチで見せていきたい」と決意を披露した。

 その2つの言葉が、復帰第1戦でいきなり現実のものとなった。
 磐田戦、左ワイドで先発した関根は、ドリブルで敵陣を切り裂く得意のプレーはもちろん、ポイントとなるエリアに顔を出し、味方の攻撃の可能性を一段上げた。決定的なパスでゴールの起点にもなった。
 この勝利でレッズは8勝3分け8敗と成績を五分に戻し、それまでJリーグでは2得点が最多だったがシーズン最多の3ゴールを挙げた。先制ゴールを挙げた興梠慎三は「(関根の加入で)こんなに変わるとは」と、驚きを隠さなかった。

MDPから

 顔つきからも関根の成長ぶりを感じていたが、あらためてそれがわかった試合だった。
 
 ところで僕は、今の関根貴大の振る舞いに「大人」を感じている。それがヨーロッパでの2年間で身に着けたものなのか、その後3年間レッズでプレーする間に変化したものなのかはまだわからない。

さて、みなさんは2019年7月20日、何をして何を感じていましたか?

【あの日のわたしたち~浦和レッズ30年~】は、レッズサポーターのみなさんから投稿を募っています。浦和レッズ30年の歴史をいっしょに残していきましょう。詳しくはマガジン「あの日のわたしたち~浦和レッズ30年~」のトップページをご覧ください。


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