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8月31日(2016年) リーグ戦の反省を生かし4日後のカップ戦で勝利

 Jリーグでは同一カード3連戦はあり得ない。
 しかし、リーグ戦以外の大会がシーズン途中で入ってきて、同一カード3連戦になることはある。

 もったいぶることはない。つい先日もそうだったではないか。8月6日(土)のJリーグ第24節アウェイ名古屋グランパス戦を挟んで、3日(水)と10日(水)にルヴァンカップ準々決勝の名古屋戦が入ってきて対名古屋3連戦になった。
 あのときはルヴァンカップ準々決勝第1戦が1-1、リーグ戦が0-3、ルヴァンカップ第2戦が3-0の勝利だった。リーグ戦で勝ち点を積み上げられなかったが、ルヴァンカップでは準決勝進出を決めた。

 この2016年の神戸3連戦は、2ndステージ第10節として予定されていた8月27日(土)の後に、31日(水)と9月4日(日)のルヴァンカップ準々決勝2試合が入ってきたのだった。
 当時レッズは、2ndステージ制覇と年間勝ち点1位を川崎フロンターレと争っていた。第9節で川崎との直接対決を迎え、勝てば2ndステージ、年間勝ち点共に川崎を抜いてトップに立つところだったが、大事な試合を落とし、少し気落ちしていたところはあっただろう。神戸とのリーグ戦を1-2で落とし連敗してしまう。ただ0-2とリードされた後半、途中出場のズラタンが1点を返し、追撃のムードを作って試合を終えたことが、カップ戦に臨むにあたり良いムードを作った。

 2016年8月31日(水)、浦和レッズはノエビアスタジアム神戸に乗り込んで、ヴィッセル神戸とYBCルヴァンカップ準々決勝第1戦を行い、2-1で勝利した。
 4日前のリーグ戦で、くさびのパスを奪われたところからカウンターを受けて失点したことを踏まえ、相手の守備ラインの裏を狙う作戦に切り替えたことが奏功。6分に高木俊幸が先制ゴールを挙げた。35分にミスから失点するが、6分後にズラタンが勝ち越しゴールを挙げ、そのリードを守り切った。アウェイで2-1というスコアを持ち帰り、ホームの第2戦を迎えることになった。

高木はルヴァン神戸戦でシーズン初ゴール。ズラタンは2戦連発

 レッズはこの後、第2戦を4-0の大勝。ルヴァンカップ優勝まで突き進む。
 のみならずリーグ戦でも第11節から連勝し、2ndステージ優勝を決めると、最終節まで無敗で、年間勝ち点1位の座も射止めた。
 大きな分岐点となった、神戸との公式戦3連戦だったのだ。

 さて、みなさんは2016年8月31日、何をして何を感じていましたか?

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