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8月17日(1994年) 4度の達成感は初めての経験

 レッズの取材をやり始めたころ「サッカーは3-2が一番面白い」という話を聞いた。
 しばらくして、4-3以上点を取り合う試合を「馬鹿試合」と言われることも聞いた。

 1994年8月17日(水)、浦和レッズは市原臨海競技場に乗り込んで、ジェフユナイテッド市原とJリーグ2ndステージ第3節を行い、4-3で勝利した。

 17分に先制された。しかし29分にルンメニゲが同点に追い付き、さらに58分に勝ち越す。このドイツ人は、ブッフバルトとバインが来てから人が変わったように頑張る。
 61分に同点にされたが、2分後すかさず佐藤慶明が決めて3-2。このまま勝つかと思われたが85分に追い付かれる。延長も覚悟したが87分、佐藤が再び勝ち越しゴール。ついに逃げ切った。

 4得点は3回目だが、過去2回はいずれも余裕があった。 この市原戦はずっと1点差で勝っている緊張感があり、最後にホッとした。初めての経験だった。4得点すべてが同点または勝ち越し点で、そのたびに達成感を味わった。 馬鹿試合? とんでもない。最高の試合だったぞ。しかもシーズン2度目の連勝だったし。

 さて、みなさんは1994年8月17日、何をして何を感じていましたか?

【あの日のわたしたち~浦和レッズ30年~】は、レッズサポーターのみなさんから投稿を募っています。浦和レッズ30年の歴史をいっしょに残していきましょう。詳しくはマガジン「あの日のわたしたち~浦和レッズ30年~」のトップページをご覧ください。


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