マシュマロのお返事:大学院受験の話
新年あけましておめでとうございます!宇治かばねです。
去年はいろいろと忙しくて低浮上な中、急にLive2Dにチャレンジしだすなど相変わらず自由にやっております。見えないところで今後やりたいことも練っていますので、今後ともゆるりとお付き合いください。
ということで、今回は表題の通りマシュマロのお返事です。真面目に答えねばならない内容だったのでnoteにまとめることにしました。さっそく、いただいたマロを紹介します。
いやあ~~~ありがたいですね~~~!!拙作がきっかけで哲学に興味を持って大学院にまで進む方がいるなんて本当に……すごいことですよ……!!私は「人を哲学沼に落としてえ~進路に影響を与えてえ~~~!」と思いながら活動をしているので、とってもうれしいです。してやったりだぜ。あと、私自身、キルケゴールに出会ったのがきっかけで、大学卒業後就職予定だったのを急ハンドルで院進に切り替えた身なので、沼に落ちるスピード感に共感してしまいますね……。
さて、本題の進路決めについてですが、当時を振り返ってみて参考になりそうなポイントをまとめようと思います。
※あくまでも個人的な体験と周囲に聞いた話をもとに話すので、大学の先生や先輩などにも相談するといいですよ。
まず、進学先を決める際には「指導してくれる教授がいるかどうか」がポイントかなと思います。この「指導してくれる教授」というのは、「研究対象・領域が被っている」「自分の関心のある問題に詳しい」など、自分がこれから深めたいと思っている事柄についてすでにいろいろめっちゃ知っている人のことですね。こういう存在が近くにいると、学会どこ行けばいいのとか、どの本が今話題とか、分野におけるトレンドと議論の流れが爆速で手に入るので、研究のやりやすさがかなり上がります。大学院の制度とか設備とか学費とか、検討要素はいろいろありますが、こと研究という点でいうとやっぱ教授選びが重要かなと。
マロ主さんは実存主義と生命倫理でざっくりやりたい方向性が見えているようなので、専門の教授の中でも特にやっている内容が近そうな人や、人柄や指導方針があいそうな人を選ぶとよいかもですね。(もうそれで絞り込まれているかもですが)
ちなみに、私の場合はキルケゴールやってて指導教官になれる立場の人が見つからなかったので、自分の大学の大学院にそのまま入りました。一応、うちの大学には関連する研究をやっている先生もいて、なにより自由に研究できる風土があり、慣れ親しんだ場所だったのでいいかなと。ポジティブに考えれば、専門家以外の視点から論文を見てもらえますし……。幸いにも、学外に専門家とのコネクションもあったので、詳しいことなどはそちらで聞けばいいか~~と言う感じでした。
正直なところ、大学が居心地よすぎて……、別に専門家の先生いないんだったら新しいとこ行く必要ないかなって……なっちゃった。人見知りなので。知らないとこでまたイチから人間関係創るのイヤ……。結局、それが一番でかかったかも。あとは自由度ですね。自由の代償としていろいろ自力でやらねばならないという代償を払うことにはなったけど、試行錯誤の中で学べたこともあるのでこれでいいのだ!!!
一応、進路先を決めるまでの過程で、他大学の授業などを見に行ったり、指導してくれそうな教授に話を聞きに行ったりもしています。自分で調べるのも大事ですが、大学の教授や先輩に相談してみて、人を紹介してもらうのが手っ取り早いかもですね。私も先輩に紹介してもらった人からコネクションが広がって今に繋がっています。ありがたや~~!!
大学院受験の時のエピソードであんまりインターネットに流せる話ないんですけども、裏話としては、院試に向けて哲学史を勉強する過程で美化創作キャラがめちゃくちゃ増えたってことですかね。いろんな哲学者に興味持つようになって、著作を買って読み、キャラ化して、漫画を描いて思想を覚えるというオタクヂカラで勉強していました。
その過程で「びかてつ」こと「素晴らしきアンチクリマックス」2-3巻も書きました。当時の勉強したけど忘れちゃったや…という内容も、漫画を読むと大体思い出せるので、当時の自分エラいぞ~~~!!と思うことがちょいちょいあります。Evernoteにノートもまとめていて、そっちも役に立つんだけど、やっぱ漫画の方が頭に入る……文字多いけど……エラすぎ……。BoothでPDF版を好評販売中です。
とまあ、大学院進学についてはそんな感じですかね。参考になれば幸いです。マロ主さんの研究生活が充実したものになることを心から祈っています!!研究分野被っているから学会でカチあうかもしれないけど、その時はあったかく見守ってください。対戦よろしくお願いします。
今回は真面目めな話でしたが、このようにマロにて話題提供するとnoteが生えることがあります。とくにしてほしい話などなくても、私は哲学を楽しんでいる人間の楽しそうな様子を聞くととてもハッピーになるし、拙作がきっかけだとハピネスフルになるので、喜びの声をマロなどで伝えてくれると嬉しいです。送ってくれる人、いつもありがとう。これからもよろしくお願いします。
面白いと思ったらスキやサポートしてくださるととっても嬉しいです!!