見出し画像

【2019-】子どもの大切な居場所を守りたい

杉並区では子どもの居場所として、学区に1つ児童館を設置し学童保育を設置していましたが、区の政策として、学童保育を学校内移転、学童保育事業を民間委託する方向となりました。(児童館は児童館は全面的に廃館)

「学区に1つ児童館を設置し学童保育を設置」というのは全国的に見てもとても恵まれた環境でした。

子どもが産まれてから私は児童館にとてもとてもお世話になっていたので、児童館のありがたみを日々感じて子育てをしていました。

特に近所の児童館は日曜日も開いていたので、「今児童館だよー」と連絡をして、ランチを持参して一緒に児童館で過ごしたものです。小さい子と小学生がいる我が家は、家で過ごすと小学生のエネルギーを持て余してしまう、公園で過ごすには歩けない下の子が楽しめない等、皆が楽しめる場所の選択が難しいのです。
その点、児童館であれば、遊戯室で体を動かしたり、下の子は遊戯室で静かに遊んだりオムツ替えや授乳もできるので、とてもありがたかったです。

子どもが小学校に上がってからは学童保育でもお世話になりました。
乳幼児期にお世話になった先生が変わらずいてくれる児童館で過ごすことは、子どもにとっては慣れた場所であり、親としても安心感がありました。

身近な児童館がなくなってしまう

「東原児童館が、民間企業への委託の第1号となる」(それまでは社会福祉法人やNPOでした)「児童館も廃館になる」という知らせが届き、
「学童はどうなってしまうの?」「こんなに大切な児童館がなくなってしまうのは困る」という思いから、近い友だちと一緒に情報を集め始めました。

思いを届けたいということから、署名活動をしたり要望書を出したりなどの活動をしてきました。
https://higashiharagkd-oya.jimdofree.com/

今は私は少し後方から支援している立場にはなっていますが、区の担当者と懇談をしたりなど、校内移転・民間委託された今も、細々ながら活動を支援しています。

活動を通じて

活動を通じて思うことは、それぞれの立場があり思いがありますね、ということ。当たり前ではあるのですが。
もともと杉並区ではご高齢の方向けに「ゆうゆう館」というのがありましたが、その機能を、児童館の後継である多世代型コミュニティ施設に移転しました。
ゆうゆう館の跡地は、民間の保育園が建設されました。

保育園に入れない保護者の声に応える形で今のやり方が出てきたわけです。
保育園探しに苦労した私としては、その保護者の声も身にしみて分かります。(早生まれの三女は、次女と同じ園に入れず、他の園も悉く入れず、これは復職できないのではと本当に焦りました。欠員が出た別園に入れ、2年間二園送迎という、本当に辛い時期もありました💦)

自分たちの思いを通すことだけを主張しても良くないよなぁと思いはじめると、身動きが取れなくなるというジレンマも感じる今日この頃です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?