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#17「わたしの反抗期」(キャリコンサロン編集部)

 お盆も過ぎ、長いと思っていた夏休みも終盤。まずい、まずいです・・「夏休みにやればいいや」と持ち越していた仕事が山積中。みなさんは、夏休みの宿題は①はじめにやってしまう派?②最終日にまとめてやる派?わたしは・・このnoteの投稿状況からもおわかりですね?今日、土曜日だし。。はい。②の最終日にまとめてやる派・・です。生徒にも、我が子にも「やることやってから遊びなさい!」とか言っているくせに、自分はできないんですよね・・これからラストスパート、頑張ります!!

さて、今回のお題は「わたしの反抗期」これまたとても難しい。。いつ??あれがそうなの?こういう、自分では普段考えないようなお題は自己内省を促しますね。おっ!キャリコンぽい!!

生まれた時から反抗期?

 私には3歳上の姉がいます。でも、姉と私は姉妹だけれど性格が全然違うんですよね。姉は長女だけど(だから?)おっとり派。危なそうなことは絶対にしないし、ニコニコしているだけでなんにもしなくても可愛がられるタイプ。私はどちらかというと好奇心旺盛で、あちらこちら動き回って迷子になったり、やりたくないことは「嫌だ!」とはっきり言うタイプ。親にしてみたら、「お姉ちゃんは手がかからないいい子だったのに、なんでお前は・・」みたいな感じだったと思います。だからよく「生まれた時から反抗期」と言われていました。

おねえちゃんと一緒

 そんな私は、いつも「おねえちゃんといっしょ」と言われて育ちました。習い事も、学校も。姉のやっている姿を見て、「一緒にやってみたいな。」と思っていたことも確かです。身近なライバルになるので、私は姉に負けないように頑張って、そのおかげで身についたものも多々あります。でも、小さいながらに思っていました。「おねえちゃんがやりたいことと私のやりたいことは違うんだよな。」と。

 最初の反抗は姉がオルガン(ピアノではなく)をやることになった時。家に当時には珍しかったであろう電子オルガンが運び込まれ、「あなたもね」という母の視線を感じた私は、苦肉の策で、「わたしにはそろばんをやらせて!!」となんとも地味な反抗。「そろばんは計算力が身につくんだから、オルガンよりも役に立つ!」と6歳にして親を論破し、はじめて姉と違うことをすることに成功しました!

 とはいえ、その後の進学においては結局「おねえちゃんといっしょ」でした。小学校→中学校→高校→大学(学部も!)「わたしはおねえちゃんとは違うんだ!」とイライラ、悶々とした時期もありますが、違う道を選択するにあたって親を論破するだけの材料がなかったんですね。なんか、どうでもいいや、みたいな諦めと、つい楽な道を選んでしまったのですね。でも、それが間違いだったか?自分の意見が通せなかったことを悔やんでいるのか?はたまた親を恨んでいるのか?といったら全くそんなことはありません。

 今、親になって思います。子どもにはそれぞれ個性があることは十分承知しています。ただ、それを環境でつぶしてしまいたくない。姉妹で違いなく、同じ環境において、その中でそれぞれが輝ける何かを見つけてほしい。という両親のメッセージだったのかな。と。確かに、同じ道を辿りましたが、今、姉と私はまったく違う道を歩んでいます。

親の思い

 あの時反抗して自分の思いを通していたら、おそらく違った人生になったかと思います。もし失敗したとしてもそれは自分の責任として受け止めていたのでしょう。それもありだと思います。ほかでもない、自分の人生なんですから。ただ、「子どもに苦労はさせたくない」、「少し長く生きてきた経験値から子どもの性格を知ったうえで安全な道を示そう」という親の気持ちも理解できるのです。

あー、なんか、タイトルからはずれちゃった感じですが、最後までお読みいただきありがとうございました!!



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