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【ハーモニカ講師が本気でウクレレをはじめてみた件】044:レコーディング

12月3日(日)に、ソフトテニスチームの先輩でウクレレ仲間でもある、まりねこ先輩としまこさんが、うちの自宅に来られました。

お二人はウクレレ教室の企画でデュオの弾き語りをされることになり、仮録音をされたいとのことでした。曲目は山下達郎さんの「クリスマス・イブ」です。
来年1月のイベントの打ち合わせをしたあとに、レコーディングをしました。

仮録音とのことだったのでiPhoneでの撮影、録音も選択肢に入れられるとは思うのですが、せっかくなのである程度ちゃんと録ってみましょうということになりました。

と言うわけで、お一人ずつヴォーカルとウクレレを同時に録音しました。本当はそれぞれヴォーカルとウクレレを別々に録った方が編集はしやすいのですが、時間の都合などのため今回は同時に録音しています。

思ったよりも時間がかかったこともあり、途中からまりねこ先輩の録音と同時にしまこさんのヴォーカルも録ることになりました。
私のオーディオインターフェイス(Antelope Discrete 4SC)は4系統同時録音が可能なのですが、今までは最大でも2系統までしか同時録音をしたことがありませんでした。
入力3,4の端子は普段録音に使うことがなく、オーディオ機器のケーブルを繋ぎっぱなしにしていたのですが、急遽引っこ抜いてマイクケーブルを挿し、生徒さんのハーモニカ用に使っているSHURE BETA58をヴォーカルマイクとして使用しました。
ちなみに、まりねこ先輩のメインヴォーカルは、私がハーモニカ用として使っているSENNHEISER MD435(トップ画像右側のマイク)を使ってもらっています。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、いずれも本来はヴォーカル用マイクとして売られているものです。

ウクレレ用のマイクは、先日記した(043:コンデンサマイク)audio-techinica ATM450を使っています。現在は一部のサイトで2万円台で購入できますが、少し前に値上がりしたようで、旧価格の在庫がなくなっているお店では3万円を超えているようです(2023年12月現在)。
今後2本立てて使うことも出てくると思うので、2万円台で購入できるうちにもう1本買っておいてもよいかもしれません。

レコーディングの様子

お二人はクリック(メトロノームの音)に合わせて録音することに慣れておられなかったようでしたが、何とか演奏をしてくださいました。
ヘッドホンを付けての演奏、歌唱もほとんどご経験がなかったと思うので、私の想像以上に演奏しにくかったのではないかと思います。

今回は仮録音だったのでミックスもそんなに時間をかけずに仕上げましたが、思っていたよりきれいに録れていて安心しました。
YouTubeなどに投稿するための録音をするのであれば、今ならヴォーカルマイクとウクレレ用マイクを2本ずつ立てて4系統同時録音するのがよいかと思います。
そして、お二人がクリックでの演奏に慣れてこられたら、それぞれのパートを別々に録音してしっかり仕上げるというのもありかもしれません。

ちなみに、ウクレレの録音に使用したATM450ですが、後でギター講師のM先生から「-10db、ローカットの設定にしてオーディオインターフェイス側のゲインを上げた方がよい」ということを聞きました。
次のときに試してみようと思います。

画像ではまだお勧めの設定にはできていません。これからやってみます。

ミックスした音源に簡易的な映像を付けてYouTubeに限定公開し、お二人に聴いていただきました。リバーブをかけるなどしたためか、音の良さにとても驚いておられる様子でした。そんなに作り込んではいないのですが、よろこんでいただけたようでよかったです。
私も、エンジニア役をとても楽しませていただきました。またレコーディングされたいときはいつでもお越しください。お待ちしております!

(つづく)


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