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映画「チョコレートな人々」観ました。〜失敗しても、温め直せば何度でもやり直せる〜

学生時代の友人に誘われて
久しぶりに映画を観てきました。

映画のタイトルは【チョコレートな人々】

このドキュメンタリーは久遠チョコレートで働く人々の物語を描いています。


「チョコレートは、失敗しても、温め直せばやり直せる」という久遠チョコレート代表の夏目さんの言葉に、温かい人柄と、熱い情熱を感じました。

そこで働く人々は、障がいがあったり、セクシャルマイノリティ、シングルペアレントなど生きづらさがありますが、自分らしさが発揮できる場所を、久遠チョコレートで見つけていきます。

作業工賃が月一万円で働いている障がい者が多い中で、久遠チョコレートでは一般的な最低賃金を越えるのを目指しているため、活き活きと働いている障がいのある若者の姿が印象的です。

夏目さんは、障がい者が稼げる仕組み作りや、一人一人の特性に合わせて、その人が働きやすい環境を作っていくという強い信念を持ち、実践してるのが、すごいです。

現状の福祉制度の中で、賃金が安くても仕方ないと諦めざるを得ない人がいるのはいけない、こんな会社を待っていました!と心から思いました。

人が会社に合わせるのではなく、会社が人に合わせて経営していく、ということは理想的ですが、並大抵のことではないと思います。それを実現しているのが、夏目さんの久遠チョコレートです。


そんな久遠チョコレートで働く様々な人生模様と、個性豊かなフレーバーのチョコレートが重なって見えてきます。

人生のように、甘いだけでなく、ちょっぴりほろ苦くもあり。そして、ナッツ、ドライフルーツ、コーヒー、茶葉等、との組み合わせによって、絶妙な美味しさのチョコレートになっているのです。

それは、夏目さんと久遠チョコレートで働いている人々との、凸凹パズルのような組み合わせの交流から、生み出される美味しさなんだと思います。

ここでは【温め直せばやり直せる】
とはチョコレートのことを指しているけれど……
実は、夏目さんの熱い情熱と温かい優しさが、周りの人の心を温め直してるのかな、と感じます。

人生において【温め直せばやり直せる】とは、
何かに対する熱い情熱を取り戻すこと?
それとも誰かに対する優しさや
あたたかい気持ちを取り戻すこと?

きっとどれもが大切で、何を誰とどんな風に温め直すかは人の数だけあるのかもしれません。

そんなことを思いながら、
友人がプレゼントしてくれた
久遠チョコレートを
いただきました。

どの味もびっくりするくらい美味しくて、
特にナッツやベリーが入ってるのが
お気に入りです。友人に感謝です!

今度は私も久遠チョコレートに行ってみようと思います。

皆さんも、是非お近くの久遠チョコレートに行ってみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございます♪

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