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自分、そして世の中を豊かにするために私がやりたいこと・・・「食の選択肢の一つとしてヴィーガン・グルテンフリーを広めること」

◆自己紹介◆


初めまして、みかん(Instagram: @mecan_sweet)です。
都内在住、平日は不動産デベロッパーに勤務する会社員です。好きなことは旅先でその土地の食文化を堪能することです。旅行は国内も海外もどちらも好きだけど、海外だとこれまで訪れた国は30か国以上、一番お気に入りの国はセルビアで、セルビア料理で一番好きなのはブレクです。
いきなり少しマイナー(?)な国の話が出てきましたが、そんな私がやりたいことは、食の選択肢の一つとしてヴィーガン・グルテンフリーを広めることです。
ヴィーガンやグルテンフリーを徹底した食生活を送っているわけでもない私が、このような活動をしている理由、その中での気づき、目指す姿、POOLOで実践したいことについて、このnoteでは書かせていただきますので、ぜひ一読いただけますと嬉しいです。

◆はじめに◆


私は大学生の時に1年、イギリスのロンドンに留学していました。ロンドンに住んでいる間にヨーロッパを沢山旅行したいと思い、その資金を稼ぐため、日本でも経験のあったスターバックスをアルバイト先として選びました。
今でも覚えています。アルバイトを始めて数日経ったころ、VEやGFが一部メニュー横に書かれていることに気づきました。日本のスターバックスではGFは抹茶フラペチーノの略称(Green tea Frappuccino)なのだけど、サンドイッチの横にもGFって書いてある、抹茶味のサンドイッチ???そしてVEは何なのか?と頭の中はハテナマークでいっぱいでした。その後、VEはヴィーガン、GFはグルテンフリーの略称だということを理解し、身体にも地球にもやさしい食べ物であること知りました。早速試食してみると、一口目で衝撃が走ります。

・・・美味しくない・・・

そう、まったく美味しくなかったのです。もしかしたらこの商品だけが美味しくなかったのかもしれないと思い、パン、クッキー、ケーキ、パイ、パスタなど色々と試食しましたが、どれも美味しくはなかったです。留学中はヨーロッパ各地へ旅行し、計10か国訪れ、好奇心旺盛な私は、各地でもヴィーガン・グルテンフリーの料理を注文し続けました。でも美味しいと思えるものには一つも出会うことが出来ませんでした。

◆きっかけ◆


時は流れて、2021年の春。ヴィーガン・グルテンフリーのタルトを作ってみようというイベントのツイートが目に入りました。そこに載っていたタルトの写真があまりに美しく、気づいたら申込をしていました。当日、フランス菓子とは全く違う材料、手順のタルト作りに驚き続けていました。ただ味は、イギリスでの苦い思い出もあり、あまり期待していなかったのですが、一口食べてイギリスの時とは違う衝撃が走ります。

!!!美味しい!!!

その時のイベントで作ったヴィーガン・グルテンフリーのタルトです。

そのことがきっかけで、私はヴィーガン・グルテンフリーのスイーツ作りにのめり込むようになりました。
そのイベントの講師のイベントに何度も足を運んで味を研究したり、日本ではまだレシピが少ないので、海外のサイトのレシピを参考に試作を繰り返したり、フランス菓子のレシピを見て、動物性由来の材料を植物性由来の材料に置き換えられないか研究を重ねたりしました。ちょうどコロナ渦真っ只中で、家で過ごす時間も増えており、自分が思いつく限りのアプローチを続けました。すると物珍しさもあり、初めは友人経由でケーキ作りを依頼されました。その後縁があり、平日は仕事をしているので、土日にソーシャルカフェ、友人の経営するケーキ屋さん、近所のコミュニティスペースなどで出店させていただくようになり、2022年5月には月累計98個を販売するまでになりました。

アレルギーのある方、身体にやさしいスイーツが食べたい方、ご近所にお住まいの方、色々な方が購入してくださっています。


◆気づき◆


ヴィーガン・グルテンフリーのスイーツを販売する中で、ヴィーガンやグルテンフリーに対して、0か100、白か黒かで捉えている人が非常に多いことに気がつきました。どういうことかというと、ヴィーガンということは、もう一生肉を食べられない、グルテンフリーの食生活を始めたら毎回食品成分表を確認して小麦粉が入っていない製品を探さなければいけない、そう思っている人が非常に多いのです。もちろんアレルギーなどで特定のものが食べられない人は徹底する必要がありますが、それ以外の人はもっと柔軟にヴィーガン・グルテンフリーを捉えてもいいのではないでしょうか。そもそも私自身もヴィーガン・グルテンフリーのスイーツは作っていますが、私自身はヴィーガンやグルテンフリーの食生活を徹底しているわけではありません。肉も魚も食べるし、小麦粉やバターの入ったお菓子も食べます。ヴィーガンもグルテンフリーも、多様な食文化の中の選択肢の一つであると私は思うのです。

販売だけでなく、ヴィーガンやグルテンフリーについてのお話をさせていただくこともあります。


◆目指す姿◆


私は「食の選択肢の一つとしてのヴィーガン・グルテンフリーを広めていきたい」と思っています。それはヴィーガンやグルテンフリーを押し付けることではありません。どういうことかというと、例えば今日のランチは何にしようかな、和食・中華・イタリアン‥という食の選択肢の中に、ヴィーガンやグルテンフリーが入るという人はまだ多くはないと思います。徹底したヴィーガンやグルテンフリーの食生活を送っている人以外にとっては、非日常感を感じる人が多いのではないでしょうか。ですが、より多くの人にとってヴィーガンやグルテンフリーが日常の食事の選択肢の一つとなること、すなわち誰もが気軽にヴィーガン・グルテンフリーの食事を選びたいときに選べるようになるといいなと思っています。

◆POOLOで実践したいこと◆


私が目指す姿に向けて、POOLOで実践したいことは3点あります。
①    私×ヴィーガン・グルテンフリー
上記の通り、私はヴィーガン・グルテンフリーを広めていきたいという思いはあります。でも現在、その思いに対して、どのように活動するのがベストなのか考えあぐねています。どういうことかというと、例えば会社員の肩書を捨て、フリーで活動するのがいいのか、それともヴィーガン・グルテンフリーを扱っているお店で働くのがいいのか、それとも現在のように休日のみスイーツの販売などの活動を行うのがいいのか、自分にとってのベストがまだ定まっていません。POOLOで自分の経験や考えを深堀し、キャリアデザインの指針を定める中で、自分にとってのベストな方策を考えていきたいです。

②    旅×ヴィーガン・グルテンフリー
大好きな旅とヴィーガンやグルテンフリーを結びつけて、自分にできることは何かを模索していきたいです。今年の3月に1週間、和歌山県の熊野に滞在しました。ご縁があり、そこで出会った方のご自宅で地域の食材も使いながら、グルテンフリーのバナナケーキを一緒に作りました。ヴィーガンやグルテンフリーの話もそれ以外の話も色々しつつ、非常に楽しいひとときでしたし、その方からもヴィーガンやグルテンフリーは聞いたことはあったけれど、何が使えて何が使えないのかなど細かいことを知らなかったので、有意義な時間でしたと仰っていただきました。
これは一例ですが、POOLOで予定されている講義などで、示唆を得つつ、私らしい旅×ヴィーガン・グルテンフリーのアプローチ方法を探っていきたいです。

③    POOLOの仲間×ヴィーガン・グルテンフリー
私は、POOLOのプログラムにおいて、75人の仲間と講師陣と対話ができることを魅力の一つに感じています。自分1人で考え、活動しているとどうしても視野が狭くなりがちです。ですので、様々な人との対話を通じて、多角的な視点を養うことで、新たなヴィーガン・グルテンフリーの可能性を見出したいと思っています。人と人とが繋がり、共創することで起こせる化学反応というものがあると私は思っています。ですので、POOLOの仲間の活動と自身の活動を組み合わせることで、何か新しいことを実現していきたいです。

#TABIPPO #POOLO #POOLO特待生


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