親知らず4本全部抜く（静脈内鎮静法レポ）〜後編 入院•手術編〜
前回の記事（前編）に続き、親知らず抜歯のための入院と手術について書いていきたいと思います。
前編の記事はこちら
①手術前日（入院1日目）
静脈内鎮静法にて親知らずを抜歯することになったため、大学病院に入院することになりました。
私の場合は、当初は手術前日から入院し、手術日の2日後に退院する予定だったため3泊4日の予定でした。（後述しますが、結果的には手術の1日後に退院したため2泊3日となりました。）
3〜4日間という中々の日数を取られてしまうため、当たり前ですが社会人の方は仕事の繁忙期に入院•手術を受けることはお勧めしません…
私は手術日前日の午前中に入院したため、その日のお昼から病院食が出ました。それがヘッダーの画像なのですが、まあ美味しいこと！！！
これまで病院食は食べたことがなかったのですが、栄養バランスや塩分糖分等も考えられた上でこんなに美味しいものなんだな…と正直驚き、作る方たちはすごいなと思いました。手術当日は朝から絶食で飲み物の制限はありましたが、手術前日の夜までは特に縛りなどは無く普通の病院食が食べられたので、大満足でした。
また、入院前日は病院内歩行可と聞いていたので、病院内をうろうろしてよいのかと思いきや定期的に看護師さんや明日手術担当のお医者さんなどが体調を確認しに来るため、必要以上にはベッドから離れないようにとの指示が出ました…本やクロスワード雑誌といった暇つぶしグッズが必要な理由がわかりました…（私は大好きな漫画の「大丈夫倶楽部」やクロスワード雑誌を持っていきました）
大丈夫倶楽部についてはこちら
病院の消灯時間は21時だったため普段の就寝時間よりもかなり早く正直不安でしたが、無事に爆睡し手術当日を迎えることができました。
②手術当日（入院2日目）
爆睡はできたものの、手術時間が近づくにつれ不安になる心配性の自分…
スマホをいじってしまうとネガティブな情報や手術の悪いことばかりを調べそうになってしまうと思ったので、意識的にスマホは手放し、大丈夫倶楽部を読むことで気を紛らわせるようにしていました笑
ここでは書いても伝わらないと思いますが、素晴らしい作品を本当にありがとうございます、井上まい先生…泣
手術の時間になり、手術室までは歩いて向かいました。
メガネの人はメガネをつけていき、看護師さんに持参したメガネケースに入れて預けるか、もしくはメガネをつけていかないようにするかを選べました。私は手術室などが見えすぎると緊張すると思いメガネをつけない方を選択しましたが、メガネがないと歩けないという方等は入院時にメガネケースを持参された方がよいかもしれません。
ついに手術室に到着し、手術台に横になると、脳波の測定器やら血圧測定器やらがつけられていきました。点滴から静脈内麻酔が流される前には、万が一痛みが強くなった際、お医者さんに伝えるための音の出るおもちゃを持たされ、ちゃんと音が鳴ることを確認しました。（かなりかわいいおもちゃだったので思わず笑ってしまいました…）
そしてついにお医者さんから、点滴から静脈内麻酔を流しますよとアナウンスがありました。「最初は弱い薬からです。効きはどうですか？」と聞かれ、その時点ではあまりわからなかったため、正直に「あまり効果は感じません」と伝えました。が、それ以降の手術時のはっきりとした記憶はありませんでしたので、無事に静脈内鎮静法が効いていたのだと思います。（ただし悪夢程度の記憶レベルですが、痛みは感じないものの歯を抜かれている感触があったことは覚えています…）
次に記憶があったのは、手術を終えてベッドのまま運ばれ、自分の病室まで戻った頃でした。そこでお医者さんから手術が無事に終わったことを伝えられ、とにかく1時間は安静にしていてくださいとのことでした。（正直麻酔の影響で曖昧な記憶ですが…）
その後は疲れか麻酔の影響からか爆睡していました。手術の約2時間後に看護師さんがやってきて、歩行ができるかの確認をされたのですが、もともとが低血圧気味のせいかその時点では歩くことができず、手術から約3時間ぐらい経ってから1人で歩くことができました。（きちんと歩ける状態になってからでないと転倒のリスクがあるため、気をつけましょう…）
手術後初の食事となった夕食ですが、写真を撮り忘れてしまいました…内容としてはおかゆやとんでもなく細かく刻んだ野菜等で、薄味ではあるもののかなり美味しかったのですが、いかんせん4本同時抜歯のため口が腫れ、全然口が開けられない上、ご飯を食べる際は非常に痛かったです…
また、食事後は歯ブラシを使った歯磨きができず、うがい薬でのうがいだけなのですが、優しく口をゆすがないといけないとのことでかなり注意しました…（ちなみにうがいですら痛かったです）
夕方ごろには手術を担当したお医者さんが来て、口の状態の確認をしたのですが、治りが良いため退院予定日は当初予定の手術2日後ではなく、明日（手術1日後）でもよいかとの確認がありました…
迎えに来てもらう予定の夫に急いで確認し、問題ないとのことだったので手術1日後に退院することになりました。
夜になり、消灯時間となったのですが前日とは一転まさかの全然眠れず…笑
途中でナースコールを押して睡眠薬をお願いしても良かったかもしれないです…
③退院日（入院3日目）
お昼過ぎに退院予定となったため、朝食と昼食は病院食を食べました。食事時の痛みはありましたが、美味しくてバランスの取れた病院食には感謝しています…私は食べ物の話ばっかりしていますね…
前述したとおり、私の場合は車で夫に迎えに来てもらいました。体力が落ちているのと、極力安静にした方がよいため、誰かしら事前に迎えに来てもらうのをお願いするかタクシー、公共交通機関等極力体力を使わない方法で帰宅した方がよいかな…と思います。
（ちなみに私が入院した大学病院では、手術を受けた人が自家用車で自分で運転して帰宅するのは禁止されていました。）
帰宅後は非常に眠かったため、久々の自分のベットで爆睡し、夜ご飯はレトルトのお粥を食べました。退院後のために、なるべく具がないレトルトのお粥をストックしておくことをお勧めしておきます。
（上記の卵がゆは硬い固形物がないので食べやすかったです）
かなりざっくりですが、入院手術の記録でした。参考になれば幸いです。
退院後の生活として、食べやすかったものや買って良かったものの記事も今後書きたいな…と思っています。
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