ユニクロ ファンクショナルバックパック(2023/6発売)宇宙最速音速レビュー

伝説のユニクロ s+にて発売日されたファンクショナルバックパックが2度のアップデートを経て登場した本商品は大きくデザインが変更された。
もっとも大きな変更はやはり容量だと思う。
初代は32lというアウトドアでもなんでもござれというハイスペック仕様だったのが打って代わって今作の容量は19l。
実際に買ってみた感じアウトドアの用途ではかなりきつい印象を受ける。

ただコンパクトに進化したのは決して悪いことではない、まずこのファンクショナルバックパックの一つの特徴として『薄さ』がある。
軽量さもあいまって混雑した電車内や店内などで非常に取り回しがしやすいのだ。
本商品はバックパックのフロントポケットを上下2つで区切っているデザインもにくい。
コンビニのレジでリュックに入れた財布を取り出す時など非常に軽やかにアクションを繰り出せる。
フロントポケットが一つの場合だと、底についついものを溜め込みすぎてしまいバックパックも中年おじさんのお腹のように太らせてしまうが、本商品ではかなり効率的かつ機能的に物をしまえるだろう。

商品の素材は防水仕様っぽい素材で、ジップも止水っぽいものになっている、いずれも完全防水をうたうものではないが小雨に濡らされるくらいなら問題ないスペックだろう。

値段は4990円。バックパックとしてコスパに優れているのは間違いないが、アウトドアではなく通勤 通学用途として考えたときやはり無印のリュックが比較対象としてチラつく。
S+時代の本商品(その時は5990円)はアウトドア用途としてアークテリクスやノースフェイスなど一万円を越えるバックパックを相手取り高コスパだとうたわれていた。本商品はサイズ的にアウトドア用途のバックパックとは対抗せず、単に街行きや通勤通学用途としてのバックパックであれば同価格帯では選択肢が複数存在するで高コスパと言い切るのは難しい。

それでも一部限定商品で、6/10にはオンラインでしれっと発売されたもののオンライン分は3時間ほどで即完していたのでS+時代から続くプレミアム性は健在のように見える。

個人的な総合評価は★5つ。
これまで通勤用に使っていたバックパックは必要以上に大きく取り回しに問題があった。
自分はPCポケットに社用PCを入れてメインポケットには電源タップなどのコード類をしまい、フロントポケットの上部には財布、社用携帯、社員証など使用頻度の高いガチャガチャしたアイテムを機能的に収納。
フロントポケット下部にはメモ帳や名刺入れ常備薬など使用頻度の低いアイテムを雑多に収納している。
まだ一日しか使用していないが機能性にはたいへん満足している。

ぜひ購入の検討の参考になればと思います。


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