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雑談|2|

Twitterの140字では語りきれないが、かといってnoteで深く語るほどでもない話をまとめてしまおうの回。

・「髪型の変化に気づける人=乙女心に理解ある」ではない話

美容室に行ったとか、メイクを変えたとか、そういうところに気づけることが乙女心に理解あるとされているというか、モテると思われている風潮があると思う。それはそう。よく気がつく人だと思う。それ自体はその人の観察眼であって素晴らしい。

問題はそういう人ですよ、と言わんばかりにみんなに「髪切った?似合うね」と言ってくる人。早押しクイズみたい気付けた!みたいなドヤ顔で。


どの程度の人がそうかはさておき、わたしは親しくない人にそこを突っ込まれるのがとても不快だ。下心があってもなくてもそこに注目するくらいなら、昨日送った書類にさっさと電子印押して返送してくれ。


可愛げがないなあとお思いだろうが、そらそうなのよ。会社の人とはプライベートな間柄になりたくなくて、とことん線を引いている。それはわたしの生活のスタイルで、可愛いところもおもしろいところも親しい人に見てほしいし、可愛がってほしい。突っ込まれると近くにいた人も話題にのってきて「短いのも似合うね〜」とか「意外と頭ちいさいね」とか「可愛い〜」とか言って話題の真ん中に上げられてしまう。

他意なく褒めてくれているのは嬉しいけれど、正直そこで当たり障りない返答もめんどくさいし、イメチェンでもなんでもなく、髪を切っただけなのだ。意味も思い切りもない。伸びたから、切っただけ。

モテる人は、見て欲しい人のことを見てあげてるからモテているのであって、見て欲しくない人には別の話題でコミュニケーションをとるのよ。

みんながみんな自分を見てほしいわけじゃないんじゃ。


・習性の話

実家の廊下には鉄棒がある。廊下の柱の左右に鉄棒を引っ掛ける窪みがあって、高さが変えられる仕組みになっている。健康のために父が自作したのだ。

あるとき久しぶりに帰省すると、その鉄棒に薄茶色の薄い紙で出来た輪がたくさん通してあった。「なにこれ…」と鉄棒の下まで行きよく見てみると、それがコーヒーフィルターであるということがわかった。

「いや…なにこれ…」と思いながらも、帰省は長旅であったので一息つくかとコーヒーメーカへ向かう。セットしようとしたところ、鉄棒の輪の謎に気がついた。コーヒーメーカとフィルターのサイズが合わず、フィルター上部がはみ出るのだ。

なるほど、はみ出た部分をハサミで切り取って広げるとたしかに輪っかになる。わたしはなんの躊躇いもなく、そうしてあるからそれに倣って鉄棒のところへ引っ掛けに行った。そこへ父が来て「それは何のために集めてるの?」と言うものだから驚いた。そんなもの今日来たわたしが知るわけがない。

聞けばこれをやっているのは母のみで、他の人が淹れる時には意味不明だから捨てているのだという。わたしは外から来た人間でその始まりも知らないくせに、意味不明なままそこにある事象に倣っていたわけだ。


だから何、なんだけど、わたしってそうなんだなというか。わたしってわからないまま慣例に従うというか。嫌じゃなければそのまま倣うというか。いいとか悪いとかじゃなくて、だれかが取っておきたいと思ったんだな、でそのまま行動しちゃうというか。


同じ様な話で、まだ事務所でみんなで仕事をしていた時のこと。社内にある自販機にラベルを集めると景品がもらえるドリンクがあった。たまたまラベルがたくさん集めてあるデスクがあって、この席の人はこのラベル集めてるんだなと思ってからは、そのドリンクを飲んだ時はそこに追加するようになった。


大抵は席の主がいないときに置いていたけれど、たまたま席の主がいて「ありがとう〜あとちょっとなんだ〜!なんか増えてるとは思ってたけど、ZUNさんだったのか〜なんで?集めてるって言ったっけ?」と。

言ってない。言ってないけど、そうしてる流れが見えると何も考えずにスッと流れに乗ってしまう。そういうものなんだな〜で。

もちろんこれが、誰かをなんとなく揶揄う流れだとか、差別的な発言とか、誰かが嫌な思いをする流れだと「ん?」と思って傍観するか止めるか逃げるかになるんだけど、そうじゃない時ってこんなにナチュラルに受け入れるんだな〜と自覚したっていう。

ちょっと自分がおもしろかった話。


・初めて眉ティント使った話

表題まんまなんだけど、眉ティント恐る恐る使いました。今更ね。

パッケージには3日保つよ〜って書いてあったけど、他のメイク落とすのにクレンジングするから微妙な感じ。

そもそもティントだけじゃちょっと未完成というか、輪郭が優しいので、やっぱりちょっと書きたくなる。メイクでもう眉書かなくていいってことないかな。じゃあ無駄かっていうとそうでもなくて、それこそ3日くらいはぼんやりしつつも形は残ってるので、メイクの時はそれを濃くするだけでいい。

ゼロから書くよりは迷いがない分早いので、その点はとても楽。ティントのみで完成することはないけど、併用するとちょっと楽になるね〜。

あと何度やってもティント中の自分ふいに見るととてもおもしろいので、みんな試してみたらいいと思う。失敗しても普通にクレンジング頑張れば薄くなるし。


他にもなんかあった気がするけど思い出せん。今日はここまで。